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「魔女の法廷」好評リリース中を記念して、ユン・ヒョンミンのオフィシャルインタビューが到着!
・このドラマに出演をした感想を教えてください。
ユン・ヒョンミン:ありがたいことにドラマは好評を博しました。多くの方々に観ていただき、共感して頂けたのではないかと思います。放送が終了した今でも嬉しく感謝すべき作品となりました。
・役作りはどのような準備をしましたか。
ユン・ヒョンミン:僕が演じたヨ・ジヌクは一般的な検事のイメージと少々 異なります。元小児精神科医という設定だったので、取り調べのシーンなどは精神科のカウンセリングのように相手の本心を引き出すような落ち着いた口調を研究しました。実際の事件についても調べてみました。どんな処罰が下されたか、いろいろと勉強したんです。
・ヒョンミンさんは落ち着いた方に見えますが、ジヌクとは似ていますか?
ユン・ヒョンミン:もともとの性格もせっかちではありません。ゆっくり話すほうです。実際の口調をドラマに生かせたのでやりやすかった面もありますね。
・役作りする上で苦労されたことは?
ユン・ヒョンミン:このドラマのテーマは児童と女性を対象とした性犯罪の被害です。どこまで表現すべきかをかなり悩みました。実際に被害に遭われた方がこのドラマを観ることで事件を思い出させるのではという心配もありました。悩んだ末に出した答えは真剣に取り組んで演技することでした。それが正解なのではないかと…信念を持って向き合い役を掘り下げて演じました。
・ドラマ出演後、心境の変化はありましたか?
ユン・ヒョンミン:このドラマが終わって変化があったとすれば、以前はこういう人物像だからこう演じようと考えていました。しかし、「魔女の法廷」以降は俳優としての責任感が生まれました。ドラマのもつ影響力を考えると視聴者にいい影響を与える作品を選んで、いい演技をすべきだと先に考えるようになりました。そういう変化が僕に現れたのではないかと思います。
・ジヌクとご自身で、似ている部分はどこですか?また、全然違う部分はありますか?
ユン・ヒョンミン:僕はエリートじゃないので…でも性格は似ているかもしれませんね。実際の僕と近いところがあります。
・マ・イドゥム役のチョン・リョウォンさんとは初共演でしたが、いかがでしたか?
ユン・ヒョンミン:すごくよかったです。またいつこんなすばらしい俳優と演技することができるだろうか…と感じるほど思いやりのある役者さんでした。撮影が終わって数カ月経ちますが今も連絡を取り、新しい作品に入る時に相談したり、意見を交わしたりしています。今ではすっかり親しい先輩後輩になりました。ドラマを通じて、いい先輩に巡り会えました。
・リョウォンさんとまた共演したいですか?
ユン・ヒョンミン:ぜひリョウォンさんとはまた共演したいです。2人でロマンティックコメディを演じたら面白いドラマができると思います。チャンスがあればいいですね。
・リョウォンさんと息を合わせるために、撮影前に何か特別の準備や練習などはされましたか?
ユン・ヒョンミン:ドラマの主な内容は恋愛ではなく性犯罪をどう解決していくかです。そのため下手すると暗いトーンになる心配がありました。60分のドラマでずっと暗いトーンだと視聴者も疲れますよね。なので、リョウォンさんと僕が会話するシーンではできるだけ明るく楽しく演じようと決めました。できるだけ視聴者に笑いを提供しようと。そんな話になって…だから2人のシーンは即興劇のようにアドリブを連発して、とても楽しく撮影しました
・KBS演技大賞でベストカップル賞に選ばれましたが、その感想を聞かせてください。
ユン・ヒョンミン:意義深いのは、視聴者のみなさんが2人はお似合いだと認めてくれた賞だということです。本当に感謝していますし、嬉しかったです。
・ヒョンミンさん自身、イドゥムのような大胆で積極的な女性はどう思いますか?
ユン・ヒョンミン:撮影当時を思い起こしてみると僕はドラマにかなり没頭していましたので、マ・イドゥムのように感情が豊かで直情型で野心家な姿が、かわいく見える時もありました。このドラマを通じて初めてそういう女性に魅力を感じました。プロに徹していて意欲的で魅力に溢れていると思いました。
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