2013/8/26
8月3日、4日にサマー・フェスティバル<ZIKZINfes.>(「チッチン」=韓国語で「直進」)を大阪インテックスで大盛況を博した勢いに乗って、ついに東京・幕張メッセにて8月24日と25日の二日間にわたって、チャン・グンソクは新たな旋風を巻き起こした。
<ZIKZINfes.>の幕張会場は、大阪同様にエキスポスペースが設けられた。映像・写真展示、グッズ販売、フードエリア、そしてチャン・グンソクにちなんだ参加型パビリオンなど、ライブ公演のみならず、一日中“チャン・グンソク・ワールド”にどっぷり浸りきることができる“五感満足フェスティバル”となっている。
8月24日夜、東京・幕張がクラブと化した。ミュージカルのクライマックスのような音楽が流れ、会場はどよめきと歓声が混じって大反響を起こす中、ガウンを羽織ったBIG BROTHERが青いボクシンググローブをはめて中央ステージに向かう姿をスポットライトが追った。
ガウンを脱ぎ黒のタンクトップでチャン・グンソクを待つ。髪を束ねヒョウ柄のガウン、赤いボクシンググローブをはめたチャン・グンソクが登場。観客はさらにボリュームを上げて叫びながら、中央の円形ステージに向かうチャン・グンソクの姿に視線を集めた。
チャン・グンソクと BIG BROTHER、ダンスミュージックユニット“TEAM H”としてのパフォーマンスは、スタートからエネルギッシュなエレクトロニック・ロック・サウンドとカラフルなライティング、そして映像までも最大限に、自由自在に操りだし、彼らの独特な世界観へ観客をグイグイと引き込み、まさしくそこはライブの“クラブ”そのもの。
「とうきょう~、とうきょう~」「みんな、ノッテルか~?」と会場いっぱいに叫ぶチャン・グンソク。
「今から踊ってみようか、準備はどうでしょう~?」と続けて叫ぶと、ファンは「What is your name?」に合わせ、それぞれが手を振り、体全体を音楽にのせて、雰囲気はどんどん盛り上がっていった。ステージが回転、花道へ移動してのパフォーマンス、キレのあるシャッフルダンス、ステージに寝たりと、自由にパワフルに動き回るチャン・グンソクとうなぎ(チャン・グンソクのファンの呼び名)が心を合わせステージは早くもクラブさながら。
「パーパッパ!パッパ!」「SAY!YEAH~!」また、チャン・グンソクが大きく叫ぶ。ファンも一つになって呼応し熱気のボルテージも上がっていく。「PUT YOUR HANDS UP!」の掛け声で、ファンは両手を上げて左右に揺れ、ジャンプ。
キーボードの音色が若干オリエンタルな旋律を奏でると、ファンも悲鳴に似た歓声交じりでノリ、曲が継続して演奏される間も、チャン・グンソクはところ狭しと舞台を駆け巡り、チャーミングなポーズをキメたり、カメラに向かってキスをしたりと、様々な魅力を見せに見せて、ファンを飽きさせない。瞬きをする暇も惜しいほど。チャン・グンソクが流れる汗を何度も拭いながら動き続け、拭ったそのタオルにキスして客席に放り投げるパフォーマンスに、大歓声が沸き上がり、グローブから放たれたレーザー光線に熱狂するファンたち。
オーバーヒートした熱気を冷ますように、ファンに向かってウォ―ターガンを打ったり、ペットボトルの水を振りまいたり、バズーカでドライアイスの風シャワーを浴びさせたり。
それでも熱気はおさまらない。ファンは全身で“TEAM Hサウンド”を受け止め、さらにステージを熱く盛り上げる。
チャン・グンソクが「みんな一緒に歌って!」と言うと、会場も一緒に「Where Are You」をリピートして歌った。続く「Beautiful Change」では、BIG BROTHERとともにライト付きの黒のジャケットをまとって披露。
ステージが一瞬暗闇に包まれた。「お疲れさまでした、バイバイ!」とジョークを飛ばすチャン・グンソク。すぐさま会場は「えー!?」とブーイング。BIG BROTHERが 「とうきょう、とうきょう、楽しいですか?ほんと?」と投げかけて「今夜はずっとパーティしようか?OK?」とチャン・グンソクの掛け声を合図に「Party tonight」のイントロが流れ、ステージのセリが上がっていく。「ラララ!」の掛け声の後にファンも続く。そしてステージが下がると、チャン・グンソクが今度は客席通路へと降りていく。「踊ってほしい?ほしい?」とどんどん盛り上げていく。息をつく間もないエネルギッシュでパワフルなパフォーマンスの途中でも、ファンとの短く息の合った掛け合いを忘れない。
出来上がったステージを見せるところでとどまらない。常にファンと一緒に、その時々の特別なステージを作り上げていくチャン・グンソク。そんなTEAM Hならではの醍醐味に酔いしれて約1時間半、「SHAKE IT」が終わって初めてのトークタイムがスタート。
BIG BROTHERが何度も「とても暑いです!暑いです!」と言うと、チャン・グンソクが「新しい日本語も勉強して!」とツッコミ、会場は爆笑の渦に。コントが始まったような雰囲気で一気にうなぎたちのツボを押さえ、会場は和やかムードにスイッチが入れ替わった。
そして「初めての挨拶です。18曲をここまでやり、すごいですね、こんにちは、TEAM Hのチャン・グンソクです」続けて「BIG BROTHERです」と、それぞれが自己紹介。
「26日には今日のライブが『ニコニコ動画』で放送されます。ぜひ見てください」とアピール。
チャン・グンソクがサマソニと逗子フェスが終わった感想をBIG BROTHERに質問すると、大きくため息をついて「大阪と東京、とても暑い。とても、すごい。とても、かっこいい。とっても楽しい」と、大阪に続き東京でも、感情は込めたものの形容詞を並べたての日本語で答え、会場の笑いを誘った。チャン・グンソクが答えになってないと不満げに言うと、ちょっと得意気に、しかし同様に「サマソニと、逗子と、とても暑い」と答えて、また観客は大爆笑。「とても、すごいと、とても 楽しい」と変化無くつけ加えた後で、「あの、サマソニックが、とても大きい、から」と、ゆっくりでも助詞がついて少し文が長くなって会場からは「オー」と驚きの声が上がった。
ここで気分をよくしたBIG BROTHERが、勉強してると自慢して続けたが、「とても大きいからキンジャン(韓国語で緊張の意)が」で、チャン・グンソクが「緊張」と助け舟を出し、その後は「緊張がいっぱい」と続けたものの、また訳してもらってと、笑いが笑いを呼んだ。
その後もチャン・グンソクが逗子フェスでのステージ終了後に、とても気分が良くて海に留まってお酒を飲んで盛り上がったことや、その翌日の深夜がサマソニだったため、体力的は限界(笑)を感じ始めたことを話して、再度BIG BROTHERに質問するなど、笑い満載のトークとなった。
チャン・グンソクが羽田空港での話題に変え、ハイテンションで、ロビーで待っているファンに声をかけようとしたら、飛行機の同じ便で来たアイドルグループのファンで戸惑ったことや、別のファンに笑顔で手を振り投げキッスをしようと思ってよく見ると、「I LOVE B・B」のプラカードがあって驚いたエピソードを紹介し、その飾り気のないチャン・グンソクの姿を通して、うなぎたちとの心の絆がとても感じられた。
続けて「今日もBIG BROTHERのファンはいますか?」と、問うや否や「ファンの皆さん、出口はあちらです」と笑いを引き出すチャン・グンソクのトークセンスが光った。
また、今日は“うなお(男性ファン)”が多いのにびっくりして、「うなおたちだけ声出して」と言うと、男性からの声援が沸き上がった。そして、最近ファンクラブに600人もの“うなお”たちが入会していると話し「うなおたちも楽しんで」と、”うなお”の心も掴んで、次の曲「Feel the beat」へつなげた。
金色のテープが会場に舞って、ラストは「Gotta Getcha」でファンと一緒に盛り上がり、「ZIKIZIN」のフラッグも舞い、「じゃみんな、お疲れ~、ありがとう、東京、最高!ありがとう!永遠にZIKZIN、直進しよう!」と力強く叫んだ。
「みんな楽しかった?」「どうもありがとう!」の言葉とともに、TEAM Hの特別なショーは、最後の最後まで熱気に溢れたまま、幕を閉じた。
2013年、チャン・グンソクはTEAM Hとして最高の足跡を残し夏から秋へのセカンドステージへはばたく。
ZIKZIN ZEPP LIVE TOUR NATURE BOY
ツアー詳細ページ:http://www.jang-keunsuk.jp/zikzinlive/
◆公演日程
2013年10月3日、4日 福岡 Zepp Fukuoka
2013年10月18日、19日 札幌 Zepp Sapporo
2013年11月13日、14日 大阪 Zepp Namba
2013年11月27日、28日 名古屋 Zepp Nagoya
2013年12月11日、12日 東京 Zepp DiverCity Tokyo
詳細はジャパンオフィシャルファンクラブにて順次発表予定。