「取材レポ」チョン・イル“悩殺微笑”のデートで胸キュン!「JUNG IL WOO Happy “smilwoo” Fan Meeting」開催!

8月23日(金)東京・世田谷区民会館にて「JUNG IL WOO Happy “smilwoo” Fan Meeting」を“デート”をテーマに開催。

 

公式ツイッターで2ヶ月前に日本語で「一年ぶりに日本でファンミーティングをすることになりました!

 

いろいろ準備を進めていますので、みなさん、ぜひ僕に会いに来てください。一緒に楽しい時間を過ごしましょう^^」また、「8月23日のデート!期待してね♡」と、メッセージを送ったり、公式サイトでも動画のコメントをよせたりしていたチョン・イル。

 

この日、約1年ぶりの日本ミーティングだけに首を長くして待っていた1000人を超えるファンが詰めかけた。

記憶に新しいドラマのキャラクターとしては、昨年、韓国で最高視聴率を記録した「太陽を抱く月」の陽明君役を筆頭に「美男<イケメン>ラーメン店」のチャ・チス役や、「私の期限は49日」のスケジューラー、ソン・イス役などがある。

特に陽明君は、主演キム・スヒョン演じる王フォンの異母兄で役柄自体が微妙な立場。難しい内面の喜怒哀楽を好演。

ファンタジーな時代劇を若い女性ファンだけではなく、老若男女を問わず韓国の国民の約半分に浸透させる大役をキム・スヒョンとの二本柱で担った。

 

スケジューラー、ソン・イスは、死者を死後の世界へと導く仲介人。スケジューラーの名にふさわしく、その姿はもう一度生かしてあげたいほど、哀愁をスタイリッシュでスマートに演じた。甘いほめ言葉と悩殺ウインクで落ちない女はいないチャ・チスのイメージもある。

 

各演技を通して好評を得てきた彼のスウィートな顔立ちと何とも切なく甘い眼差し、しぐさ…。そのどれをとっても魅惑的な香りが漂うチョン・イルだ。

 

場内アナウンスで、「待たせてごめんね。デートは男がリードするものだから、今日は、全部イルに任せて!」と流れて、グレーのTシャツにネイビーに白いドット柄のカーディガン、黒のパンツで爽やかに登場。

会場にどよめきと大きな拍手が沸き起こり 、チョン・イルとファンとの楽しい“デート”がスタート。

 

最近は学校に通って絵の勉強をしたり、大学院へ通うために英語の試験を受けて合格したりしたなどと近況も報告しながら、ファンに急接近のオープニングトークを展開。

 

特に2年前から始めた「SPACE(宇宙)」「睡蓮」と題した抽象画が次々に5点紹介され、“イル画伯”の芸術的才能をじかに感じ、会場は歓声や笑いで和やかムード。

 

続いてチョン・イルとペアルックになる“彼女”を1名会場から選び、本人とのデートで最高の思い出がプレゼントされた。

 

「シーッ」の一言で静まった会場に通る声で「僕に愛する人ができたら聴かせてあげようと練習した曲があります。」と響く声だけ聞いても女心はとろける。そして「タイトルは『済州島の青い夜』です。済州島に行ったことがある人いますか?」の問いに答えるファンたちに「たくさんいらっしゃいますね。僕は、海が大好きで済州島によく行きます。みなさんと一緒に行くことはなかなかできませんが、海辺で一緒に座っていると思って聞いてください。」と、ウクレレのチューニングをしてから、歓声交じりの拍手を浴びて、弾き語りで披露。

 

歌声も通る甘い声で、ささやくように歌うときには、ファンもうっとり聴き入って、すっかりデート気分。歌い終わって大きくため息をつく姿が、またしても女心をくすぐる。「たくさん練習したんですけど…」と、申し訳なさそうに上手くできなかったところも「大目に見てください。」と、様々な役柄のチョン・イルではなく、一人の青年、チョン・イルがファンのために準備した飾らない思いを伝えた。

 

「今日誕生日の方がいたら立ってください。」と、いつもファンに祝ってもらうので今回は祝ってあげたいと会場に提案。チョン・イルから「お誕生日おめでとうございます。」の言葉と、ウクレレ伴奏で韓国語の「ハッピーバースデートゥユー」を会場の手拍子とともに歌ってプレゼント。

 

次に、最初はギターを弾いたり、ドラムを叩いたり、ピアノを弾いたりと考えてもみたが、もう少し甘い雰囲気を演出したいと語ったり、この日のために一生懸命に練習をしている映像が流れた。韓国語で「You are My Sunshine」をウクレレを弾きながら歌うシーンも。

 

そして大きな拍手で迎えられ、今度はネイビーのブルゾンにイエローのTシャツ姿で再び登場。映像について、「まいったな」と言いたそうな口調で、マネージャーが絶対に撮らないと約束したことを明かし、「穴があったら入りたい。」と、照れた。

 

「ウクレレの他に得意なものは?」という司会者の質問に、「無いです。ホントに無いんですけど、彼女ができたら絵を一緒に描いてみたい。」と興味を誘い“公式ファンクラブ会員さま限定コーナー”へ。予め準備されていた携帯番号が入った抽選ボックスから5人が選ばれ、お絵かきタイム用の彼女になるという趣向。

 

一旦観客がマナーモードを解除した会場で、当選したファンにチョン・イルが直接電話をかけようとしたとたん、音が鳴ってビックリ。まだかけていないという司会者の一言で会場は大爆笑。あらためて電話がつながった後、「もしもし、お元気ですか?早く上がってきてね。」と、しっかり日本語で通話。

 

登壇するとハグで迎えて会場は黄色い歓声が飛び交った。電話で会話をしないと登壇できないルールに、つながってすぐ切るハプニングなど笑い続出で進行。

 

「デートしよう。僕も会いたかったよ。」などと、選ばれた5人それぞれと短い会話を楽しんだ。チョン・イルの理想の女性像を描く条件が本人から出されたが、「目がブラックホールのように深い目」 「子犬のようにカワイイ鼻」「キスをしたくなるような唇」などユニークなものばかり。本人も合わせて6つの理想の彼女が誕生し、様々な反応で笑いの渦が広がった。5人にはさらにプレゼントも贈られた。

 

司会者のかけ声を合図に、会場全体で韓国語の「ハッピーバースデートゥユー」を手拍子とともに大合唱。ケーキが用意されてサプライズの一足早いチョン・イルの誕生日を祝った。

 

2年連続で祝ってもらった感謝とよろこびの言葉の後に「来年もここに立っていそうな気がします。」と添えると、客席から大きな歓声と拍手が送られた。

ピアノがメロディーを奏でる中、「いつも受けるばかりだが今日は皆さんに自分の気持ちを告白します」とファンへのラブレターの朗読が「僕の姫たちに」と始まった。
先ず、1年ぶりの再会を詫び、今日のデートが楽しかったかどうか問いかけたり、イベントの準備に対する率直な思いをつづったり、一言ずつ心を込めた優しい口調で続けた。

 

「やりたいことがたくさんあって、野外で体育大会のようにするのはどうかとも考えました。でも、今回のファンミーティングだけは、イルの真実を伝えたかったんです。特別なイベントがなくても、そう、目だけ見てもお互い何を望んでいるか分かると言いますよね…今日来てくれた多くのファンのみなさんに今日だけは素直に告白したいです。

 

僕がみなさんをどれだけ愛しているか。そしてどれだけ大切にしているか。どれだけ感謝しているか。本当は、ちょっとつらいことがありました。全てのことが自分の思い通りに行かないことも悟りました…その度に一人ではないと思えるようにしてくれてありがとう。ファンの前にいつも堂々とした姿、自信満々な姿だけ見せようと考えて、つらいところ弱いところは見せないように努力もしました。でも、愚かな考えだという気になりました。私たちの間に隠し事があってはいけないという意味で。あまり心配しないでください。こうして話せるようになったということは、トンネルをスーッと抜け出た証だから。これからは良いことだけある気がしますから。そういう意味でも、今日のウクレレ演奏で上手くできなかったところは大目に見てね(笑)。“ウリキリニカ(=仲間だから)”(笑)。でも、本当に一生懸命練習したことは、忘れないで。指から血が出るくらいしたんです」などと素直に表現。

 

さらに「あー、残念ですよ。もっとたくさんお見せしたかったし分かち合いたかったのに。」と。また、「今度はあまり待たせないようにしますね。次回はもっともっと近しくなれるように期待して…」と終わりに近づくと、感極まる寸前で「これ以上続けると泣いちゃいそう」と、母性本能をくすぐる場面も。

 

そして、
「いつも僕のそばで見守ってくれてありがとう」と続け、再会を願って「愛しています。本当に」と締めくくり、深く丁寧にお辞儀をし、会場から大きな拍手が送られた。

司会者が、かわいい自筆の手紙を確認し、ファンに伝えたメッセージがファンの心に届いたかを確認すると、「ファンの前に立つとエネルギーをもらえて感謝しています」と深い思いを込めて語った。

 

最後は「デートの締めといえば、プロポーズ。僕が好きな歌で歌詞が今日のコンセプトとは少し合わないかもと思いましたが」と注釈を加え、「告白」という曲名に全ての思いを託し熱唱。エンディングで 「愛しています、本当に」と再び感謝の思いを添え、心がジーンと熱くなり満たされた“デート”が終了した。

 

スポットライトを浴びる人生の中で通過した経験が、試行錯誤をへて確かな自信となり、今回一回り大きく、深く成長したチョン・イルとしてファンの心にインプットされた。スクリーンで演じる役に、演技の幅となって生かされる姿がさらに期待される。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

■チョン・イル ジャパンオフィシャルファンクラブ
http://jiw-fc.jp/

2013.08.28