「取材レポ」韓・中・日の結合で世界を目指す“CROSS GENE” Japan Live -WITH U-開催!

3カ国から集められた6人で構成された注目の新人グループCROSS GENE(クロスジーン)が、8月22日(木)東京・渋谷公会堂にて単独ライブ「CROSS GENE Japan Live -WITH U-」を開催した。

 

GORGEOUS GENEのTAKUYA(タクヤ),ORGANIC GENEのSANG MIN(サンミン)、MIRACLE GENEのSEYOUNG(セヨン)、PRESH GENEのSHIN(シン)、MYPACE GENEのYONG SEOK(ヨンソク)、WILD CHIC GENEのCASPER(キャスパー)と、各国の優れた「遺伝子(GENE)の結合(CROSS)」というグループ名を持つ彼らは、2年間で十二分に才を育て2012年に韓国でデビュー。

 

NTV ドラマ“シェアハウスの恋人”の挿入歌ともなったシングル「Shooting Star」で、今年3月日本デビューを果たした。

 

そしてアジア各国を彼らが訪れる前の香港、台湾、マレーシア、インドネシア、タイとi-Tunesアジア配信地域5ヶ国で1位を獲得。このように複数の国で1位となったのは、全世界的なヒットを飛ばした PSY、少女時代など数限られたアーティストたちだけ。CROSS GENEは、デビュー1年足らずの新人として初の快挙を成し遂げたことになる。

 

ここでも全世界に羽ばたこうとする彼らの意気込みと、水準の高い個々の実力、そして投入された時間も加味されて大きな相乗効果を生み出した結果が伺われる。

 

一例を挙げれば、デビュー前に出演したCMの写真が 「シン・ウォンホ、千の顔をもつ!」というタイトルで掲載されCM界での評価が話題を集めたり、TAKUYAとSHINは映画出演など、メンバーがモデルや俳優として個別に活動してきた内容でも目を引く。そうした個々の注目を集めた上で開かれた2度目の日本公演とあって、開演前にも熱狂的なファンが列をなした。

 

定刻の午後7時。ブルーのペンライトが会場を揺らし、詰め掛けた1800人の歓声に迎えられ、CROSS GENEの6人が黒を基調としたシック&ゴージャス&ワイルドないでたちで登場。斬新でエネルギッシュなパフォーマンスで3曲続けて熱唱し、オープニングからファンの熱気は急上昇。

 

「みなさん、こんばんは」と元気いっぱいあいさつをすると、客席から大きな歓声が沸き上がった。続けて全員揃って「 We are CROSS GENE from ASIA!」とポーズをきめて、「みなさん、こんばんは!この夏の暑さに負けないくらい盛り上がっていきましょう。TAKUYAです、よろしくお願いします」と一人ずつのあいさつが始まった。

 

 

「ハロー、エブリワン! CASPERです。CROSS GENE Japan Live -WITH U-、皆さんよろしくお願いします」とのCASPERに続き、「みなさん、こんばんは。準備できましたか?」とYONG SEOKがファンに投げかけ、ファンを引き込んで「YONG SEOKです、よろしくお願いします」と続けた。

 

次にSHINが、テンションをさらにアップさせるように一段と声を高めて「みなさんこんばんは、SHINです。今日も一緒にいい思い出を作りましょう。よろしくお願いします」と最高の笑顔を見せた。

 

SEYOUNGは「SEYOUNGです。僕たちと一緒にドキドキ、ワクワクしましょう」と。

最後に「みなさんこんばんは!暑いですか?僕もチョー暑いです。みなさん一緒に遊びましょう。SANG MINです。」とSANG MINがあいさつした後、TAKUYAが「2階席までちゃんと見えているので、最後まで盛り上がっていきましょう!」と、次曲を紹介し、パワフルなステージに突入。

キレのあるダンスと透明感のある歌声で会場の雰囲気はさらに盛り上がった。また、“キヨミダンス”の振り付けをファンに伝授したり、メンバーと同じ振り付けでパワフルな曲をファンと一緒に楽しむ場面も。聴かせる歌でも安定した素晴らしい歌唱力で、観客を魅了した。

 

TAKUYAとSHINがローラースケートをはいて登場し、ステージ所狭しとスケートダンシングを披露すると、CASPERとSANG MINはハードなステージを展開して、着ていたベストを脱いで見せるなど、会場は大歓声と熱気に包まれた。

 

 

ピアノの弾き語りをSEYOUNGが、ソロでYONG SEOKと、それぞれが個性あふれる質の高いステージを繰り広げ、ファンは惜しみない拍手と歓声を送った。

次にスタイリッシュな若者らしい白を基調とした衣装で登場。8月1日配信の新曲「Dirty Pop」をSHINが「5kg痩せた(笑)」として命名した“ダイエットダンス”で歌い、会場に金のテープを飛ばすパフォーマンスまで飛び出し、会場のボルテージは最高潮に達した。

 

トークコーナーで、TAKUYAは「ローラースケートに初めて乗って超すべって、身体がアザだらけですよ」とペアステージを準備したときの裏話を明かした。自ら作曲した曲でそれぞれの個性とセンスと実力を見せたCASPERとSANGMINは、次回のコンサートでも披露したいと熱意を表明。

 

バンドが大好きというYONG SEOKは「みなさんからのリクエストに次回は応える」と予告し、ピアノの弾き語りをしたSEYOUNGは、ファンによろこんでもらいたい思いで作曲したと熱く語った。

歌はもちろん彼らの持ち味、彼らのパフォーマンスの醍醐味とも言えるダンスは、アジア各国の空手、テコンドー、カンフーなどの武術を取り入れたパワーが炸裂する。

 

特に、剣を使って華麗に舞う姿は、“立ち回りダンシング”あるいは“殺陣(たて)ダンシング”とダンスも進行形で表したくなるような、スピード感と迫力にスマートさが加わり、竹を切るようにすっきりとした“いさぎよさ”さえ感じられるほどの見応えで観客の視線を集め、高い完成度がファンを釘付けにした。

ライブの最後には、メンバーが精一杯の感謝の思いを込めてメッセージを。
「みなさん楽しかったですか?今日はほんとにたくさん来てくれて感動しました。これからも完ぺきなCROSSになりたいです」とSANG MIN。

CASPERは英語で熱くワイルドに感謝の言葉を表現。SEYOUNGは「新曲を作るので楽しみにしてください」とファンにとってもうれしい一言。

YONG SEOKは「大阪もぜひ来てください、ありがとうございました」と、月末開催の大阪公演もしっかりアピールした。SHINは「フランスのパリへ行きたいと思っていて、有名なエッフェル塔は作るときは反対されていたけど今は誰もが行きたい場所になっているように、CROSS GENEも新しく価値あるものを作って世界へ行きたいです、応援よろしくお願いします」と、意味深く今後の活動への意気込みを織り込んだ。

 

 

TAKUYAは「ライブ前のリハーサルで、誰も来なかったらどうしようという不安と緊張があって、でもライブが始まったら、会場のファンのみなさんがペンライトを振ってくれていて、鳥肌が立ちます。感動します。ライブで大切なことは、みなさんがいてくれることです。もっともっと成長してより良いパフォーマンスを、もっとカッコよいCROSS GENEを、みなさんにお見せできるように頑張ります。そのためには、みなさんが必要です。これからも一生“WITH U”でよろしくお願いします!」と心の内を明かしながら一語一句噛みしめるように、たぎる思いを重ねて最後を締めくくった。

 

加えて、12月14日と15日に東京・アミューズミュージカルシアターでのライブ決定が発表され、メンバー全員が会場のファンとともに再会できるよろこびを分かち合った。

終了後はハイタッチでのお見送り会も行われ、多くのファンと交流の場を持ち幕を閉じた。

アジアを超えて全世界の音楽ファンたちを魅了させる、新しいコンセプトのグローバルプロジェクトとして結成されたダンスボーカルユニット“CROSS GENE”。今、ハイクオリティーで際立つパフォーマンスが、世界の五感を心地良く、熱く、刺激する!

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

■CROSS GENE情報

 

日本公式ウェブサイト http://www.crossgene.jp/

★最新楽曲「Dirty Pop」8月1日~配信中

★CROSS GENEの最新CDがライブ会場限定で発売

8月22日(東京・渋谷公会堂)、8月31日(大阪 UMEDA CLUB QUATTRO)に開催される「CROSS GENE Japan Live -WITH U-」にご来場の方だけが入手可能な、3000枚完全限定の貴重な1枚を発売。
CDに収録される曲は、配信中の「CRAZY」をはじめ、8月1日から配信スタートした最新楽曲「Dirty Pop」など、バージョン違いも含め、合計8曲収録。

スペシャル仕様のパッケージで、約60Pにも及ぶ豪華写真集付き。

ブックレットには、メンバー1人1人がファンに向けて書いた“LOVE LETTER”付き。

2013.08.25