この日の制作発表会は、「カラム アコースティック LIVE&トーク」の昼公演と夜公演の合間に行われ、キャスト4人に加え、これまでの2回の公演に出演したカラムもナビゲーターとして参加。
客席には、“あな恋スペシャルサポーター”として、ファン30人も見守る中、カラムは「ナビゲーターを務めるのは初めてなので、かなり下手クソなところがたくさんあると思います。迷惑をかけてしまうことに関して、謝りの言葉を先に伝えておきます」と了解を求めたが、スムーズな進行で、自身の経験談を交えながら、キャストとクロストークを展開し、作品の魅力を伝えた。
今回、唯一の韓国人キャストとなるミンスは、この作品のオファーをもらったとき、カラムが出演した韓国版の舞台は見たことがあって、ずっと笑っていたぐらい、すごく面白かったのだとか。それで、いつかこの作品に出演したいと思っていたので、オファーをもらってうれしかったという。
また、前作、前々作として違って、演出を手掛けるのは、韓国人演出家ではなく、中野智行(PaniCrew)。今回は、韓国と日本の恋愛観を混ぜたような感じになり、「新しい『あな恋』になるんじゃないかなと思います」とミンス。出演が決まってから、カラムに「『マイ・バケットリスト』より大丈夫だから、ミンスらしく頑張って」と言われ、ソヌにも「ミンスならできるよ」と言われたそうだが、ミンスにとっては「マイ・バケットリスト」も「あな恋」も難しさは同じなのだとか。「すごく難しい作品で、いままでやった人たちのことを尊敬しています。ソヌにもきょう、もう1回電話をして、アドバイスをもらって頑張りたいと思います」と力を込めた。
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