「取材レポ」超新星、ユナク除隊後初の日本ファンミーティングで6人揃って再始動!「早くMILKY WAYに会いたい!」

兵役の為にグループを離れていた超新星のリーダー、ユナクが雨の中2000人のファンに見守られて除隊してからリリースした最新シングル「WINNER」がオリコンデイリーシングルチャート2位という快挙を遂げた。

 

2011年10月16日、さいたまスーパーアリーナーで開催された涙のファンミーティングから約1年10ヵ月。

 

すでに発表になっている秋の全国ツアーに先駆けて、ファンとの再会を望むメンバーの強い気持ちが、8月14日に横浜アリーナにて緊急ファンミーティングの開催となった。

急遽発表になったイベントにも関わらず、客席を埋め尽くした1万2000人のファンが待ち構えている中、センターステージから登場したユナクの「ただいま!」のひとことから、夢の時間がスタートした。

 

「Again」+「ドラドラCrazy Love」と続くユナクのソロパフォーマンス。
サングラスを付けたドヤ顔は、1カ月前には軍人だったとは思えないほど、スターのオーラを醸し出していた。

 

MILKY WAY(超新星のファン)と会えなかった時間を埋めるかのように、ユナクの熱い気持ちは空間を満たし、「SUPER STAR~REBORN~」が鳴り響くとメインステージには、ついにメンバー全員が現われ6人揃ったパフォーマンスが繰り広げられる!

 

 

ファンミーティングの前に行われた、囲み会見の時に着用していたスーツ姿で登場し、ため息が出るくらいカッコいい!
そしてお決まりの、ユナク「君たちは?」
ファン「MILKY WAY!」
ユナク「僕たちは」
全員「超新星です!」とポーズを決めて、ファンとの再会を喜んだ。

 

ゴニル、ソンジェ、ソンモ、ユナク、ジヒョク、グァンスと挨拶が続き、ソンモの「今日は歴史的で、記念の日になるかも」という言葉が、リーダーのグループ復帰の待ち遠しさを物語っていた。

そして、長いトークコーナーが始まる。
ここからは、毒舌ユナクとメンバーの舌戦に観客は爆笑の連続!

 

まず、ゴニルに似た?メガネ姿のナビゲーターがユナクの映像と共に、入隊してカムバックの準備をするまでの2年間を振り返る。

 

訓練が始まり、零下20度の山の中で見知らぬ仲間とテントの中で身体を温めあって寝た事や、6kg痩せて老けたと言われ体重を調整していること、超新星を知らない軍の上司から「ここでの扱いは普通の軍人だ」と厳しく言われたが、1日に約100通も届くファンレターの数や、日本からの差し入れを周囲に分けて、「お前は人気があるな」と、自分への評価が変わりファンのパワーを知って嬉しかったことなどをユナクが話す。

ユナクがファンの為に3時間掛けて書いたという手紙は、「『ユナクが頑張っているから私も受験を頑張る!仕事を頑張る!』というファンの方からの手紙に自分が歌手であることの意味を実感し、自分の方が励まされました。超新星のファンになってくれてありがとう。これからもっと頑張ります!」という、温かい内容でファンにとっては最高の贈り物。

 

SUPER JUNIORのイトゥクと共演した軍のミュージカル「The promise」では、ユナクの抜群の歌唱力が評判になった。「メンバーたちが足を運んでくれて嬉しかった。でも、大切なソンモは来なかった!」と、不満そうに訴えるが、「行きたかったのに、自分もミュージカルの仕事が入って行けなかった」と、盛んな個人活動の忙しさを感じさせた。

 

 

次にグァンスが怪しいパイレーツに扮して、超新星の2年間を語り始めるが、自分が不在中に収めたメンバーの成功に、ユナクは素直に喜べず、ひがんでみせる。
「自分のいない間、メンバーは歌が上手いのだからバラードにしてね!」と頼んだのに、いきなり5人時代の初シングルは激しいアップテンポのダンス曲!

 

除隊後にダンスを覚えるのは、さぞ大変だったことだろう。
「Stupid Love」に対するユナクの妬みはかなり深く、「俺は坊主頭になって頑張っていたのに、なんでPVにここまでお金を掛けられるの?ソンモは何だかワルっぽくて、かっこいいし!」と、怒るが「だって、オレ男前だもん。ひとりいない分、お金を掛けられたし、とっても盛り上がったよ。5人でもうまく出来たよね!」と、うまくソンモに切り返されてしまった。

 

それにしても、ユナクに急に振られて、アカペラで歌うソンモやジヒョクの声の美しさ!

改めて超新星が、歌もダンスも抜群のバランスで構成されているグループだと思い知らされる。

「ユナク・カムバック能力試験」のコーナーでは、5人で発売した曲をリーダーがしっかり歌って踊れるかをメンバーがチェックするが、「手の動きが演歌みたい!」などと、難癖を付けられる。

 

最終的にはファンの大きな拍手で、100点満点を獲得!
「体力テスト」では、「ソウルのファンミーティングで、モムチャンになった身体を今日見せるって約束したよね!」と、メンバーに煽られるが、美しい筋肉のついた上半身が次々と映像に映し出されると、場内は大歓声!
すぐに太ってしまうジヒョクに「2年間お前は本当に変わっていない!」などと、ユナクの毒舌は健在だったが、ふとした瞬間に「僕が居ない間、弟たちを守ってくれてありがとう!」という本音が度々こぼれ、寡黙なソンジェも、「皆さん、ユナクを待っていてくれて本当にありがとう!」と、ファンにもユナクに対しても愛情の溢れた言葉で気持ちを表した。

 

 

 

そしてお待ちかねのLIVE TIMEは、白の衣装に身を包んで登場!
ユナクのソロ「ビタミン&チョコレート」からスタートし、「クリウンナレーキミに会いたくて(韓国語バージョン)」「まごころ」~「ヌガモレド」と、思い出のたっぷりつまった曲が続く。

 

掛け声も鮮やかな「She’s gone(韓国語バージョン)」に、超新星を一躍スターダムに伸し上げた「Shining ☆Star」で、会場のボルテージはハイテンションに!

 

骨盤ダンスも以前に比べてスタイリッシュで、超新星のダンス力があがっていることが伺える。
そしてオリコンチャートを席巻し、世界的なダンサー、仲宗根梨乃が振付けた新曲「WINNER」が、初披露されて本編は終了。

 

ここで、超新星とMILKY WAY両思いのイベントが終わるわけがない!
Tシャツに衣装替えをして現れたメンバーが、もの凄い歓声に迎えられてアンコールがスタート。

 

5人編成時代初のシングルとなった、「Stupid Love(韓国語バージョン)」を選んだのは他でもないユナク!「だって、みんなとチェッキン!チェッキン!してみたかったんだよ!」と、理由をすぐに明かす。
最後は、「今すぐキミに届けたい」と共に、ユナクがトロッコに乗って場内を一周し、彼の復帰を改めて会場全体でお祝いする。

 

 

その後にメンバーが3人ずつに分かれて、更に場内を周回するが、メインステージにたどり着く前に曲が終わってしまい、「終わっちゃったよ!もう一回行こうよ!」と、再び動きだすトロッコ。高い位置から必死に手を伸ばし、ファンとタッチを交わすメンバーたち。

 

「ここは小さいから今度は東京ドームでやろうよ!空が見えるから全国のMILKY WAY
が集まって、日産スタジアムでやるのもいいなぁ…」と、次の望みを語り、最後にユナクが「除隊の時に100人くらいは日本から来てくれるかなと思っていましたが、雨の中2000の人が来てくれてとても嬉しかったです。今日のファンミーティングも急に決まったのに、満席になり嬉しい」と感謝を告げる。

 

この日の模様は全国の映画館で生中継され、カメラの向こうから見つめているファンに対してもメンバーは、何度も声を掛けていた。
誰も帰ろうとしないファンに「打ち上げの時間が決まっているから、もう行かなきゃ!」というユナクの言葉に3時間にも渡るイベントは惜しまれつつ終了したが、6人に戻った超新星の第2幕がこの日から本格的に始まった。

 

超新星日本公式サイト: http://www.choshinsei.com/

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

2013.08.17