「取材レポ」TEAM H、驚異のパフォーマンス続出!〈ELECTRICAL SUMMER〉開催!@大阪初日レポ

8月3日夜、会場、大阪インテックスの客席から「キャー!」「すご~い!」「グンちゃん!」「 TEAM H~!」そして言葉にならない大歓声が膨れ上がり、赤いボクシンググローブをはめてチャン・グンソクと BIG BROTHERによるダンスミュージックユニットTEAM Hが登場。

 

ポニーテールのチャン・グンソクは、スタートから迫力の音量とカラフルなライティング、そして映像までも最大限に、自由自在に操りだし、エレクトリックな彼らの独特なクラブサウンドの世界へ観客をグイグイと巻き込んで、いつしか会場はライブで盛り上がるクラブさながら。

 

「おおさか~!おおさか~!」「みんな~!準備はできてるか~!」と叫ぶチャン・グンソク。
流れる「What is your name?」に合わせて、ファンも体を踊らせ、それぞれに手を振り、ステップや小刻みジャンプなど、体全体でステージとともにヒートアップ!

歌の途中でも、リズムに合わせて、ファンとの掛け合いでさらに盛り上げた。

 

2月から開催されていた“TEAM H Party Japan Tour”で公式ドレスコードとされたビキニ。「ビキニはどこにいる~?いないな~?どこにいるビキニは~?!」と途中で叫びながら、どんどん熱気のボルテージを上げていく。

 

「ラーパッパ!パッパ!」「SAY! YEAH~!」また、大きくチャン・グンソクが叫ぶと、ファンも一体となって応える。
キーボードの音色が若干オリエンタルな旋律を奏でると、ファンも悲鳴に似た歓声交じりでノリまくり、曲が継続して演奏される間も、チャン・グンソクはステージ狭しと駆け巡り、カメラ目線でポーズをチャーミングにきめたり、実際にカメラの前では舌を出したり、様々な魅力を見せに見せて、ファンを楽しませる以上に、目を休ませる間も与えないほど。

 

チャン・グンソクが、エンドレス・パワーで流れる汗を幾度も拭いながら動き続け、拭ったそのタオルを客席に放り投げ、またもや大歓声が沸き上がった。

チャン・グンソクがゴンドラに乗ってオーバーヒートの熱気を冷ますように、ファンに向かってウォ―ターガンを打ったり、ペットボトルの水を振りまいたり…バズーカまで登場!それでも熱気はおさまらない!
頭のてっぺんからつま先まで、頭の中も体の中も、全てが“TEAM Hサウンド”一色となり、ファンは約75分間、彼ら特有のエレクトロニック・ロック・サウンドにどっぷり浸かりきった。

 

「Shake it」が終わり「こんにちは~!TEAM Hです!」と挨拶をし、「ちょっと前に事故があったんです」 と話し始めると、会場は一斉に「エ~ッ?!」と驚いた。

「BIG BROTHERさんの前の歯がマイクに当たって…」とアクシデントを明かし、「オレもマイクがパンチして歯に当たって痛かったことがあって(笑)…それは2ヶ月くらい病院に行かなきゃ!(笑)」と経験者(!)は語った。

ZIKZIN fes.開催の背景についても触れるなど、終始笑いの絶えないトークを進めながら、BIG BROTHERに今の気持ちを尋ねると「痛い!暑い!私は素晴らしい!面白い!」と、韓国で日本語を勉強するときの“い形容詞”と分類される形容詞を並べ立て、短文まで作って、即答!日本語学習の復習(?!)で、率直に痛さを表現し、会場の笑いを誘って一段落。

 

昨日のリハーサル時のエピソードなども交えて話すうちに、チャン・グンソクが「見せて!見せて!」と、うちわに話題が至ると一番日本語が上手なのにもかかわらず “うちわ”と発音できないチャン・グンソク。
会場から「うちわ!」と声がかかった。が…

チャン・グンソク:つや?
会場のファン:うちわ!
チャン・グンソク:ちば?るちわ?
会場のファン:う!
チャン・グンソク:るちば?
と、結局言えずじまい。

そのやり取りをしっかり聞いていたBIG BROTHERが得意そうに、正確な発音で「うちわ!」とすっかりマスターして言い切ったところで、会場は大爆笑!

 

 

チャン・グンソクは続けて、うちわについて「手作りで“グンちゃん”とか“キス・ミー”とか“メロメロ”とか書いてあるんだけど、その中に“B・B(BIG BROTHER)”!(笑)。この客席の中に B・B ファンが多くなって感激しましたよ!」と B・B ファンにもファンクラブのニックネームのネーミングの必要性を主張。
運動好きという B・Bにちなんだ「プロテイン」と、「同じウナギだけど…」と注釈を加え「筋肉アホウナギ」の2案を提案するも、後者は会場のブーイングで即刻、却下される一幕も。

 

B・Bもファンに応えて「おおさか、とっても好きです!私は日本に来たら、エネルギー、とてもいっぱい!」と緊張しながらも精一杯日本語で話す場面も。

「残すところ2曲!今日はアンコールないよ!」と、悲しがるファンと声を合わせ「Feel! Feel! Feel!」と一緒に盛り上げ、「Feel the beat」 「Gotta Gettcha」を2曲続けて、パワフルに最高の盛り上がりを見せた。

ファンが「グンちゃ~ん!」と叫ぶと、「オオサカ、アリガトウ!」「プロテイン!YEAH!!」 「後ろもアリガトウ!」そして「Bye Bye Bye」と叫んだ。

最後に、もうひと叫び!「アリガトウ!」で、ファンをすっかり魅了しきったチャン・グンソクの25歳最後の夜は、6000人のファンが見守る中、“TEAM H”として幕を閉じた。

 

2月から企画を始めたため、通常の準備期間と比べて短かったようだが、充実したファン満足ステージは、アンコールがないことで、翌日のチャン・グンソクの誕生日への期待をより大きく膨らませた。

 

会場に訪れることが出来なかった全国のファンのために、全国57の映画館でも11000人を動員してのライブ生中継も行われた。

ZIKZIN fes.は8/24・8/25に幕張での開催も控えている。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

2013.08.06