■薬局では“うまく話す”より“聞く”“コミュニケーションの姿勢”が大事
説明にはうまくツールを活用するのがベター
今回インタビューした2名は、“海外旅行経験は1回のみ”“英語はほとんど話せない”というように、「英語が得意なわけではない」けれど「薬局における外国人対応が得意」と評されています。そんな2名から共通して聞かれたのは「まずはヒアリング」ということ。症状のパターンはある程度決まっているので、頻度の高いキーワードを覚えておけば症状を把握でき、的確な対応を導き出せる場合がほとんどだそうです。
その反面で難しいのが、副作用の説明なども含めた「服薬指導」とのこと。今回話を伺った2名も、キーワードを覚えるのに加えて、薬局独自のツールや製薬メーカーのサイトの英語版薬情を活用する場合も多いそうです。
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