「イベントレポ」「魔女の法廷」DVDリリース記念 特別試写会 日本人初のK-POPアイドル藤原倫己 韓国の社会情勢に精通する阪堂千津子 韓流エンタメを知り尽くす田代親世 キラキラ!?ドロドロ!? ドラマで描かれる韓国社会の嘘、ホントを語っちゃいます!

また本作はターゲットが性犯罪に絞って描いているとことがほかのミステリーやサスペンスとは一線を画すところだが、阪堂は「描写が忠実である一方でドロドロしすぎず、性犯罪を題材にはしているものの、性犯罪を通して社会問題に切り込んでいこうというのが上手」と絶賛。さらに「本当に有名な性犯罪に関する事件はほとんど網羅している。韓国では先日、性犯罪で告発された元知事の性犯罪法廷の判決が無罪になりましたが、その理由というのが、ひと言でいうと“被害者らしくないから”。つまり、こんな女性が(性犯罪の)被害者にならないだろうと。そういうドラマのようなことが現実に起きているんです」と、ドラマのような判決に会場からも驚きの声が上がっていた。

藤原も「10年前にはうやむやにされていたことも、今では表にして、弱い立場の人が訴えることができるようになった強さも、このドラマには描かれている」とコメント。また藤原は「いろいろなことをもっと気をつけないといけない時代。僕も表に出る仕事がら、いつも自分が“太ってる太ってる”と言っているけど、それを聞いて傷ついている人がいるかもしれない」と語り、阪堂が「“こんなので犯罪者になったら大韓民国の男は全部犯罪者だ!”という台詞がすごい。現状はこういうことが現実にあるのではないかと思う。でも、女性としても気をつけないといけない。特に年下の男性に対して、セクハラにならないように気をつけないと」とコメントすると、藤原は「僕もヌナ(お姉さん)たちには気を付けます」と笑いを誘った。

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2018.08.29