何といってもビートルズのポール・マッカートニーは、シェイ・スタジアムに対して特別な愛情を持ち、2008年の閉場公演に歌手ビリー・ジョエルと一緒に出演した。2009年にはシェイ・スタジアムの流れを引き継ぐシティ・フィールド開場の祝賀ステージにも立ったほどだ。
ポップの歴史でも大事件が起こった場所に韓国のアイドルグループである防弾少年団が立つということは、またひとつ歴史に記録されるだろう。もちろん、ビートルズ以後もアメリカの大衆音楽はヒップホップとラテンやレゲエなど多様なジャンルの音楽を吸収しながら発展したが、「インベイジョン(Invasion, 侵略)」と呼ばれるほどに新しく衝撃的な登場は防弾少年団だけだった。
防弾少年団のこのような成果は、特別なアメリカでの活動なしに成されたことでより新鮮だった。英語ではなく韓国語で作った歌を歌うのに、全世界のファンが集まって来たのだから。アメリカだけでなく多くの国で分析して研究される点でもある。
防弾少年団は、今回のシティ・フィールド・スタジアム公演も全席完売を記録した。18日に前売りを開始するなり全世界のファンが集まって4万席があっという間になくなった。5月30日に、アメリカビルボードの「ビルボード 200」チャートで1位をつかんだ防弾少年団は、次の目標に「スタジアム・ワールドツアー」を挙げた。またひとつ夢をかなえたわけだ。
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