正しい価値観を持つ
２つ目は、社会的な価値観をしっかりと身につけることである。
社会服務要員は、公的機関で様々な業種に対応していくのだが、絶対に欠かせないのが「社会と深く関わって正しい価値観のもとで勤務する」ということだ。
あくまでも兵役の一環として社会服務要員になるのだが、その勤務は義務であり、奉仕なのである。
そのことをしっかりと認識するうえでも、現在の制度そのものや社会事情に詳しくなければならない。
具体的に言うと、「男女平等の価値観を共有する」「セクハラを防止する」「韓国という国の成り立ちを理解する」など……。
こうした問題に適切に対応するためにも、社会服務要員は正しい価値観を持たなければならないと言える。

３つ目は、正しく自己を確立することである。
たとえば、性格検査を通して自分への理解を深めたり、韓国という国の中で自分はどういう役割を果たすべきかを真剣に考えたり、社会生活を営む中で人間関係のトラブルにどう対処するかを学習したり……。（ページ３に続く）