「コラム」自宅から通勤する社会服務要員の毎日とは?

チャン・グンソクが兵役判定で4級となり、社会服務要員として兵役を履行することになった。社会服務要員として送る2年間は、どんな毎日になるのだろうか。具体的に見てみよう。

公務員に準ずる身分
兵役判定で4級を受けると、社会服務要員となって軍務の代替服務をする。
この場合、勤務するのは公的機関である。役所や福祉施設などだ。
なお、社会服務要員というのは、「公務員に準ずる身分」ということになっている。わかりやすく言えば、勤務している職場の職員と同じような身分だということだ。ただし、「給料は除く」というのが条件になっている。

社会服務要員が勤務する職場の人たちは、給料で生活しているわけなので相応の金額をもらっている。一方の社会服務要員はあくまでも兵役なので、現役兵として各師団に配属されている兵士たちと同じ給料になっている。その金額は、当初は30万ウォン(約3万円)くらいである。
勤務期間に応じて少しずつ上がっていくが、社会服務要員が受け取る給料は3万円から4万円と考えておけばいいだろう。
スターとして芸能界で華々しい活躍をしている人から見れば、微々たる金額ではあるが、兵役の義務を果たしながら受け取る金額というのは大変貴重なものである。(ページ2に続く)

2018.07.12