精神面での厳密な診断
過去の芸能人の例で言うと、精神的な問題を理由に兵役が取り沙汰されたのがパク・ヘジンだった。
パク・ヘジンは、デビューする前の2004年にうつ病で兵役免除になっていた。彼が人気スターになった後でその事実が明らかとなり、「意図的な兵役逃れではないか」という批判が起きた。
このときは、パク・ヘジンも騒動の大きさに苦悩し、しばらくは芸能活動を自粛するほどであった。
その後、彼の兵役免除が妥当であることが明らかになり、パク・ヘジンは芸能界に復帰したのだが、その間の彼の苦悩は察するに余りある。
チャン・グンソクの場合は、どうだったのか。
現在の徴兵検査では精神面での診断は厳密に行なわれている。チャン・グンソクは再検査を繰り返したうえで最終的に4級になっており、「そううつ病」という診断が下っている以上、その判定は正当性を持っている。(ページ3に続く)