「コラム」チャン・グンソクの兵役4級判定を検証する!

心理検査を重視
……検査では精神状態はどのように調べられるのですか。
「韓国軍では一時期、兵士の自殺が増えたり、精神錯乱による銃乱射事件が起こったりしました。それを受けて、徴兵検査で心理検査をかなり重視するようになりました。精密検査が必要と判定されれば、かなり緻密に調べられます。ですから、判定の精度はかなり高いと考えていいでしょう」
……チャン・グンソクの場合は再検査を繰り返したそうですね。
「徴兵検査では7つの等級に分けて判定されます。1級から3級までが現役兵、4級が補充役で社会服務要員になり、5級は第二国民役といって戦時の後方支援要員、6級が兵役免除で7級が再検査です。要するに、チャン・グンソクは徴兵検査を受ける度に7級の『再検査』の判定だったのです」


……再検査になると、どのくらいの期間を置いて再び検査をするのですか。
「1年後というのが一番多いのではないでしょうか。彼の場合は精神的な問題ですから、それくらい期間を空けるのが普通だと思います」
……何度も検査を受けたようですね。
「所属事務所の発表では、そういうことのようですね。その間に治療を進めていたと思います。そして、ようやく最終決定で4級の判定になったのでしょう」

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2018.07.07