TEENTOPの弟分であり神話のアンディが手掛ける注目のグループ100%が、7月20日(日)千葉・舞浜アンフィシアターにて、 『100% 2014 JAPAN COOL LIVE』を昼夜2回公演で開催。
ヒョクジン、ロクヒョン、チャンヨン、ジョンファン、チャンボムからなる100%。その名は「完全体」という意味の “Energetic Boy Group” が由来で、グループ名の通りエネルギーあふれる躍動的な歌とダンスのボーイズグループ。2012年9月18日にミニアルバム『WE,100%』でデビュー。2014 年 3 月には 2ndミニアルバム『Bang the Bush』を発表、7月には韓国で100%Cool Summer Album 『SUNKISS』でカムバック。タイトル曲「U Beauty」は、ストレートな歌詞の爽やかなナンバーで、デビュー当時のパワフルなパフォーマンスや男性美とは対照的な、親近感のある「ナムチンドル(彼氏にしたいアイドル)」としても話題となっている。
昼公演ではPerfection(100%のファンのこと)の大歓声の中、白の衣装でステージに5人が登場。韓国で発表したばかりの新曲「U Beauty」を披露すると客席は一気にヒートアップ!続く「Want U Back」では抜群の歌唱力とパフォーマンスを見せつけてファンを熱狂させた。
「僕たちは充電完了100%です!」と日本語であいさつ。まずはリーダーから「こんにちはロクヒョンです!会えてうれしいです」、続いてジョンファンが「日本のPerfectionの皆さん、会いたかったです」、チャンヨンも「こんにちは、イケメンさんです(笑)愛してる〜!」と喜びを爆発。チャンボムは「こんにちは、チャンボムです。元気でしたか?」とファンをクールに見渡す。最後にヒョクジンが「かっこいいヒョクジンです!」とあいさつすると、すかさずメンバーから「かっこいい?」「無視してください(笑)」などとツッコミが入り、それぞれの個性とメンバー同士の仲の良さが見られる自己紹介となった。
日本で行う久しぶりのライブについてチャンヨンは、「前回来たのは冬でした。今回は夏に来たということで、“Cool Summer”というアルバムをひっさげてCool なライブが出来て、とてもうれしいです。そして日本のPerfectionの皆さんにまた会えて、とてもとても幸せです」、チャンボムも「冬は僕たちが温めてあげようと思って来ましたが、今回は夏の暑いときなので皆さんを涼しく、そして楽しく、新しいアルバムの歌も聞いていただきたいと思いますし、こうして来日できてうれしいです」と喜びを語った。
ロクヒョンが「皆さん、今日は楽しむ準備できてますよね?」と問いかけると、ファンは「ネー!」と大きな声で応じ、続く「You and I」、「Bad Girl」では伸びやかなボーカルラインのハーモニーと、厚みのあるラップでCoolなステージを見せ、ヒョクジン、ロクヒョン、チャンヨン、ジョンファンの4人のユニット“100% V”による「Cause You’re Beautiful」では、心地よいリズムに身を委ねながら、ファンはペンライトを左右に振った。
ここでMCが登場しファンと触れ合える「100%の告白しちゃおう!」のコーナー。メンバーがファンに告白をするという企画に、チャンヨンは「僕たちはPerfectionのための告白ならいつでも準備は整っています」と宣言。誰が一番告白が上手そうかとの質問に全員で「チャンボム!」と答えると、チャンボムも手を上げて「ネー!」と自信満々。「僕はクールに告白するタイプです」と言い、例えばどんな感じかと聞かれたチャンボムは、隣のジョンファンをグイッと引き寄せると、男らしく「愛してる」と告白。そんな二人のやりとりにファンは大きく沸いた。
箱の中からそれぞれが告白するファンの席番号を選ぶと、メンバー自らラッキーなファンのところまでステージから降りてお迎えに。メンバーが近くに来るとあってファンも大興奮!黄色い歓声の中、5人はそれぞれ優しくファンの手を取ってステージまでエスコート。
そしていよいよ告白タイム。まずは「僕!」とチャンヨン。ファンの前でひざまずくとバラを差し出し、「本当に会いたかったよ。愛してる」とバッチリ決めた。続くヒョクジンに、チャンヨンは「ひざまずいた方がいいよ」とアドバイス。ヒョクジンは素直に従いひざまずくと、「You and I」のフレーズを歌って「愛してる」と告白。ファンからは黄色い歓声があがった。
「前の二人がいろんなことをやったからどうしましょう」と不安気なロクヒョンを前に、3番目の告白はチャンボム。ファンを前に立たせると後ろから近づいてバックハグ!「なおみさん、愛してるよ」とファンの名前を呼び、告白上手なところを見せつけた。プレッシャーがかかる状況で続くロクヒョンは、バラを背中に隠し、足をモジモジさせながら「あけみさん、愛してるよ」と可愛らしく愛を告げた。最後を決めるのはジョンファン。悩んだ末、ファンとの距離を長くとって、「U Beauty」のサビ「ニガ イェップダ〜(니가 예쁘다)」と歌いながら一歩ずつ近づき、途中でダンスのステップを踏みながらバラを渡す姿に、客席は大きく盛り上がった。
客席からの拍手の大きさによる判定で、優勝者は“バックハグ告白”のチャンボムが選ばれた。優勝者チャンボムが最下位のメンバーを決めることになると、急に「かっこいいです」、「愛してる〜」、「大好き」と甘えたり褒めたりして見せる他のメンバーたち。結局、最下位にはジョンファンが選ばれ、罰ゲームとして自分の名前の英字を尻文字で披露することに。「文字数が長い」と照れながらも最後まで尻文字を披露するジョンファンの姿に、大きな拍手が沸き起こった。
ファンとの距離がぐっと縮まり、和やかなムードに包まれる中、「Flavor」などミドルなナンバーでしっとり聴かせたかと思えば、黒の衣装にチェンジして激しくダイナミックなパフォーマンス「Beat」や「Why」で再びボルテージを上げ、緩急あるステージングでファンの心を100%鷲掴みにした。
日本の好きなところについてロクヒョンは「日本のドンキホーテ。とても不思議なものがたくさんあって楽しかった」と前回の来日時を振り返った。チャンヨンは「僕は最近日本のドラマ『失恋ショコラティエ』を見たんですが、とても胸が痛くて、面白いドラマでした」と言うと、ジョンファンが「ヒロインが可愛いって言ってましたよね」と暴露。「いいえ、誤解です。僕はドラマの中のキャラクターがいいなと思ったんです」と弁明するも、「えー?!」とファンから声が上がると「申し訳ありませんでした(笑)僕の間違いです」と素直に謝るチャンヨンの姿が笑いを誘った。
日本の料理が美味しいというヒョクジンは、「メロンソーダは幻想的ですね。たこ焼き、お好み焼き、昨日食べた豚肉の…あれなんて言うんだろう」と思い出せない様子に、「お酒飲んでたんじゃない?」と突っ込まれると「公演の前は飲みません」ときっぱり。すかさずチャンボムが「昨日飛行機の中でビール飲んでいたと記憶していますけど?」と茶々を入れる。チャンヨンも「だから顔がむくんでるんですね〜」と話に乗ると、ヒョクジンは「飲んでないですー!」と慌てて主張。ラーメンほんとにおいしいと思います」というジョンファンに、うんうんと同意したヒョクジンは「日清ラーメン!」と言いながら親指でGoodのポーズをやってみせた。そんなメンバー同士のワチャワチャしたやり取りにファンの顔も自然にほころぶ。
チャンボムは「僕がいつも日本に来る度に驚くのは、空港やホテルやライブ会場に、日本のPerfectionの皆さんが韓国と同じようにたくさん来てくださることです。ありがとうございます」とファンに感謝を表した。
スタンドチェアに座りしっとりと「Guy Like Me」、また「Missing You」や、チャンボムとヒョクジンのユニットによる歌も披露。100%の多彩な魅力でファンを魅了した。
夏らしい爽やかな白やオレンジの衣装にチェンジして再び全員が登場すると、発音の練習を頑張ったという日本語曲を、回転するステージで軽やかに楽しそうに歌った。メンバー同士で円陣を組む姿も見られ、そんな100%の姿にファンはうれしそうに声援を送った。またファンへの感謝を歌詞に込めたという明るく楽しいダンスチューン「Summer Hero」も初披露。「Only U」では銀テープも飛び出すと、盛り上がりは最高潮のままライブが終了した。
「ペクパーセント(韓国語で100%のこと)!」コールが続く中、アンコールは黒やグレーのシックな衣装で、力強くパワフルに「Bad Boy」を熱唱した。
ジョンファンは「今日は日本のPerfectionの皆さん、来てくれて本当にありがとうございます。これからも100%は一生懸命がんばりますので応援よろしくお願いします。愛してるよ!」、
ヒョクジンも「Perfectionの皆さん、これからもずっと元気でいてください。そして可愛いPerfectionの皆さんに会えてうれしかったです。ありがとうございました。気をつけて帰ってね!」、ロクヒョンも「今日は本当に来てくださってありがとうございました!また会いたいです」などとファンにあいさつ。
最後はラップのチャンヨンがメインボーカルを、ボーカルのヒョクジンがラップを担当するなど、いつもとは違うパート分けで「U Beauty」を笑顔で歌い、この場限りの1曲でファンとのHotな時間を締めくくった。終演後にはハイタッチが行なわれ、ファンとの絆をいっそう深めた。
躍動的なパフォーマンスと高い歌唱力、そして飾らないトークなど約2時間に及ぶCoolでHotなステージを見せてくれた100%。彼らの放つ輝きからますます目が離せない。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
写真© KISS Entertainment lnc.
主催 キッス・エンタテインメント」