「キム秘書がなぜそうか?」でのパク・ソジュンの告白に安堵した理由

写真提供=tvN

 

tvN水木ドラマ「キム秘書がなぜそうか?」は、俳優パク・ソジュンの演技力に大きく頼っている。彼のコミック演技はイ・ヨンジュンの自我陶酔キャラクターを納得させ、くすぐったいようなロマンス演技は作品の中心を支えている。これが、マンガのような設定でも視聴者をドラマに引き込むことができる理由といえるだろう。そのおかげで20日に放送された「キム秘書がなぜそうか?」の5話の視聴率は、6.9%(ニールセンコリア、全国有料放送)まで上昇した。

しかし、パク・ソジュンの最高の演技とは裏腹に、「キム秘書がなぜそうか?」には小さいとはいえない短所が見られる。最大の問題は劇を支える構造が秘書に対する古くさいファンタジーから出発しているという点だ。

仕事をするには不便だが体つきまであらわになるキム・ミソ(パク・ミニョン)の服装はさておいて、上司のネクタイまでチェックするという設定は非現実的なだけでなく「女性秘書」に対する誤った認識を植えつけやすい。ヨンジュンの家庭内の問題に関与したり、彼のドライバー役をしたり、甚だしくは夜遅く訪ねて来たヨンジュンを家に入れて顔の傷を治療するということは、既に秘書の業務領域を越えている。ミソは有能な秘書だが、秘書ではなく若くてきれいな乳母のように見える時がひんぱんにある。

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2018.06.21