好感の持てないキャラクターであるヨンジュンを魅力的に見せるのはパク・ソジュンの力だ。一貫して真摯な態度で自身を愛するヨンジュンを演じながらも、ただ一瞬たりともぎこちなさを見せなかった。ヨンジュンがミソに告白してふられるときや、ミソに傷つけられたときなど、変わらず真摯な態度を見せた。
パク・ソジュンのすぐれたキャラクターの解釈力に合わせて俳優自身の魅力にもあふれている。ナルシストでも認めざるを得ない魅力と立派なビジュアルで、初登場から有名グループの副会長イ・ヨンジュンにふさわしい姿を披露した。誰にも代わることができない魅力でパク・ソジュンだけのイ・ヨンジュンを視聴者に刻み付けるのに成功した。
パク・ソジュンは、2011年にデビューしてすでにデビュー7年目を迎えている。デビュー7年目ですでに軍服務を終えている俳優で、まだ30代前半である彼は、ドラマはもちろん映画でも活躍している。「キム秘書」でパク・ソジュンは、平凡なキャラクターだけでなく個性的なキャラクターまで演じ切ることがでいるということを証明した。
すでに「彼女は綺麗だった」「サム、マイウェイ」などで続いてラブコメを成功させた彼が、「キム秘書」で3連続ヒット作を作り上げることができるかに関心が集められている。