アルコール度数が強い酒を好む
特に家族意識が強い韓国では、芸能人の身内が所属事務所を仕切っていたりする場合も多い。そうなると、さらに管理が甘くなってしまい、酒にまつわるトラブルが起きてしまうのだ。
改めて、韓国でも所属事務所の組織的な管理という面に目を向けなければならないだろう。
もう1つの問題は、アルコール度数が強い酒を好む生活習慣だ。
韓国で一番飲まれている酒は焼酎だが、アルコール度数が20度前後の酒をストレートで飲むのが一般的だ。
しかも、会食を好む韓国人は、グループで酒席を賑やかにする。その際、同席者に酒を勧められたときは、カップの酒をすべて飲み干して相手からの酒を受けるという習慣がある。つまり、注ぎ足しはしないのだ。
なぜならば、法事のときに死者に対して酒を注ぎ足すという儀式があるので、生きている人たちは注ぎ足しを好まない。そういうこともあって、基本的にグラスを飲み干して新たに勧められた杯を受ける。
しかも、度数が高い焼酎をストレートで飲んでいる。これだと、酔いが早くなる。(ページ3に続く)