新大久保駅と大久保駅
顕彰板を見たあとで、いよいよ改札口に向かう。この駅の改札口は一つしかない。しかし、友人と待ち合わせる際に「改札口で会おうね」と約束する人も多いだろうが、午前11時とか正午とかキリがいい時間になると改札口の前は大混雑になる。そんな人込みの中で待ち合わせをするのは大変だ。そのことを肝に銘じておこう。
待ち合わせた人が来たら、いよいよ韓流の香りがする街に出かけることになる。改札口の真ん前を通っているのが大久保通り。その道を右に行くとすぐにガードがあり、それをくぐると目的のエリアが広がっている。
その前に、大久保通りについて説明しよう。
新大久保駅の改札口を出た場合、目の前の大久保通りを右に行くと明治通りに至るが、左に行くとJR大久保駅に出る。大久保通りは新大久保駅と大久保駅を結んでいるのである。
大久保駅は中央線の各駅電車が停車する駅で、新宿駅と東中野駅の間にある。しかも、大久保駅と新大久保駅の間は徒歩でわずか5分の近さだ。つまり、中野や三鷹方面から来る人は、わざわざ新宿駅で乗り換えて新大久保駅に来なくても、大久保駅で下りて歩いて新大久保駅をめざせばいいのである。
そのほうが、乗り換える手間もなく、交通費も多少は安くなることがある。新大久保駅と大久保駅がとても近いということをぜひ覚えておこう。(ページ3に続く)