グループ「god」に戻った俳優ユン・ゲサンが真心こもったビデオメッセージでメンバーを驚かせた。メンバーは涙を流し、より一層団結する姿にファンも感動をした。
「god」は12日午後、ソウル・蚕室総合運動場で「god 15th Anniversary Reunion Concert」を開催した。12年ぶりに完全体となった「god」を一目見ようと14000人のファンが集まり、空色の風船を揺らした。
「god」を脱退後、俳優として活動し、久しぶりにステージに立ったユン・ゲサンは「12年ぶりに多くのファンと一緒に過ごしている。すごく胸がいっぱい」と感想を述べた。パク・チュニョンは「アメリカで腰を痛めて気持ちが沈んでいたが、昔の映像やSNSを見ながらたくさんの元気をもらった。本当にありがとう」とあいさつした。
この日の公演で「god」は、「道」、「愛しているそして覚えていて」や「空色の約束」など150分で20曲以上を披露し、相変わらず情熱的なステージを見せた。ソン・ホヨンは「体力的にはつらかった」と言っていたが、久しぶりに会うファンのおかげか、つらさを感じられなかった。
ハイライトは、ユン・ゲサンのビデオメッセージ。メンバーだけでなくファンまでも涙を流しながら、ユン・ゲサンの気持ちを受け取った。キム・テウは「ここまで来るのがどんなに大変だったかは、僕たち5人にしか分からない。決して簡単ではない決断をしてくれたゲサン兄さんに感謝する」と言うと涙を流した。
パク・チュニョンは前が見えないくらいに涙を流し、ユン・ゲサンと熱い抱擁を交わした。最後に10年ぶりにユン・ゲサンまで加わって完成した曲「普通の日」をうたっている間、「god」もファンも涙した。ユン・ゲサンとデニー・アン、パク・チュニョン、ソン・ホヨン、キム・テウは皆、まともに話せないくらいに感情が高ぶった。ステージが終わった後は以前のように5人で抱き合った。ソン・ホヨンは「いつも笑います。何があっても笑います」と言いながら、あふれる涙をこらえきれなかった。
「god」は再会したファンに感謝のあいさつをすると、ファンも「god」に「ありがとう」と叫んだ。15年間共に過ごした「god」とファンの絆を確認し合い、いつにも増してお互いを思う気持ちと感動にあふれる時間だった。