YGの年長者となるBIGBANGは、「花道」で3月の月間チャートダウンロード総合1位となり、メンバーの相次ぐ入隊後も変わらないパワーを見せつけた。BIGBANGは今年2月のG-DRAGONを始め、3月にSOLやD-LITEまで続けて入隊していった。寂しく思っているファンを慰めようと未発表曲「花道」をプレゼントしたのだった。
「花道」は大々的なプロモーションがなかったにも関わらず、音源チャートの“オールキル”やリアルタイム利用量が頂点に達する状態にした。iTunesチャートでも香港、ニュージーランド、シンガポール、台湾、ブラジルなど計28カ国で1位を獲得した。
このように“YG三兄弟”のBIGBANG、WINNER、iKONは、今までリアルタイムチャート最上位圏を仲良く分かち合いながら空前絶後の姿を見せた。今年の上半期はYGが掌握したと言っても過言ではない。
さらにこの“YG三兄弟”は、自作曲でチャート神話を作り上げてきた点においても驚かせた。iKONの「恋をした(LOVE SCENARIO)」はB.Iが作詞・作曲、BOBBYも作詞を手掛けた。BIGBANGの「花道」はG-DRAGONの作詞・作曲で、T.O.Pも作詞を手掛けた。WINNERの「EVERYDAY」もカン・スンユンとMINOが作詞・作曲を手掛け、イ・スンフンも作詞に参加した。
これにより、3つのグループは音楽性と大衆性を改めて認められたのはもちろん、「YGの音楽は信じて聞く」という歌謡界の信頼まで守り切った。デビュー当時から“脱アイドル”級の歩みを見せてきた“YG三兄弟”。彼らの“花道”はどこまで続くのか注目だ。