「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.15「キム・ユジョンの女優魂」



2018.04.14

彼女の夢とは?

子役のキム・ユジョンにたくさんのことを教えてくれたのが、『トンイ』の撮影のときのイ・ビョンフン監督だった。
「他の俳優たちはイ・ビョンフン監督と仕事をするのは大変だと言いますが、その分、学べることも多いのです。監督は私に発声も教えてくれたりしました」
子役として売れっ子になったキム・ユジョンが絶対に出たいと思ったドラマが『太陽を抱く月』だった。
「この作品では男の主人公たちがみんな私の役を愛してくれるのです。『この役は絶対にやらなきゃ』と思いました(笑) 。本当に『太陽を抱く月』では幸せな気分を満喫できました(笑) 。この作品がみなさんから愛されたのは、恋を描きながらも固くないファンタジーだったからだと思います。神秘的で女性のロマンスをすべて入れて作られていました。シナリオを読んでも、夢中になるくらい面白かったです。私の出演分が終わったのに、成人後のシナリオまですべて読みました(笑) 」
数多くの大ヒット作に子役として出演したキム・ユジョン。大人になった彼女は俳優としての夢をこう語る。
「私の夢は、ドラマや映画をあまり見ない方々が私の演技を見ようと作品を見てくださることです」
そんなキム・ユジョンが凄いのは、どんなにひどいことを書かれてもインターネットの掲示板をよく読むことだ。
「つらい話でも正しい話ならもっと頑張ろうと思えるから役に立つのでは……」
この言葉を聞いていると、ますます「キム・ユジョンは強い覚悟を持った女優」と思えてくる。

文=康 熙奉(カン ヒボン)