韓国女性歌手イ・ヒョリ(38)が、「済州4.3犠牲者追悼式」に変動なく出席する予定だ。
済州島庁の関係者は30日、「イ・ヒョリは来る4月3日に進行される『済州4.3犠牲者追悼式に予定通り出席する」と明かした。
また「ある遺族が、イ・ヒョリの公式ファンカフェ(サイト)を通して、行事に参加しないでほしいとの文章を残したことは知っている。しかし、現時点で変動はなく、行事に参加する」と説明。
その上で「イ・ヒョリが出席することについて、数人の関係者から抗議があったが、慎重に選択したことだ」とし、「イ・ヒョリを守ろうとするわけではなく、そのような文章自体が名誉棄損にあたると考える。芸能人という理由で、差別的に見るのは残念なことだ」と強調した。
これを前に、自身を「済州4.3犠牲者遺族」と名乗るネットユーザーが去る27日、イ・ヒョリの公式ファンカフェ(サイト)を通して「済州4.3犠牲者追悼式」の行事ナレーションを務めるイ・ヒョリに対し「行事に参加しないでほしい」と訴えていた。
この書き込みをしたネットユーザーは「これまで放送を通して、良い感情はもっていなかった。しかし、4.3追悼式で司会を務め、ナレーションを担うとの記事を見て、どうしようもない芸能人だと感じた」とし、「4.3追悼式は、単なるイベントではない。ナレーションや司会を進行しなくても、あなたは既にみんなが知っている芸能人であり、遺族の一人として、あなたが行事に参加することを望んでいない」と明かしていた。
WOW!korea提供