ソ・イングク主演の「応答せよ1997」、ユン・サンヒョン主演の「カプドンイ」など、次々に話題作を連打している韓国のケーブルテレビチャンネルtvNは、今年下半期最高の期待作として指折り数えられている新ドラマ 「三銃士」を日曜ドラマ枠で放送することを決定し、去る6月24日(火) ソウル上岩洞(サンアムドン)CJ E&Mセンターで俳優、製作陣が一堂に会し、シナリオリーディングをした後、7月1日(火) 最初の撮影をスタートさせ本格制作に突入した。
「三銃士」は魅力的な俳優たちのキャスティングで注目されている。江原道(カン ウォンド)の武人であり、貧しい家庭の両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)出身で、漢陽(ハニャン:当時の首都)にやってきて武科(朝鮮時代に武官を選ぶ試験)に挑戦する、単純明快で生まれながらの熱血武士パク・ダルヒャン役はCNBLUE ジョン・ヨンファが、生まれつき開放的な思考で合理的かつ実利主義な朝鮮の世子(セジャ:王の跡継ぎ)であり、柔和な微笑みの中に冷徹なカリスマを持つ自称“三銃士”のリーダー昭顕(ソヒョン)世子役はイ・ジヌクが務める。
昭顕世子の護衛武士であり三銃士メンバーである豪快な風流武士ホ・スンポ役はヤン・ドングンが、女心を揺さぶるイケメン武士アン・ミンソ役はチョン・ヘインが務める。太子妃でありダルヒャンの初恋の人であるカンビン役はソ・ ヒョンジンが、魅惑的だが毒を含んだ百合のような世子の初恋の人ミリョン役はユ・イニョンが演じる。
作家アレクサンドル・デュマ・ ペールの小説「三銃士」をモチーフにしたドラマ「三銃士」は、朝鮮仁宗王の時代を背景に、豪快なアクションロマンス活劇を盛り込んだ“朝鮮版三銃士”に再構成される予定だ。小説「三銃士」の浪漫的フィクションと昭顕世子の人生をめぐる悲劇的な歴史を適切に調和させ、全く新しいストーリーとして披露する。
朝鮮と明清交代期の混乱した中国を行き交いながら繰り広げる活躍の姿を描く 「三銃士」は、12話ずつのエピソードを3シーズンで構成する“計画されたシーズン制”という新しい試みで、徹底的に準備されたハイクオリティなドラマの誕生を予告している。
「イニョン王妃の男」(2012)、「ナイン ~9回の時間旅行~」(2013)を通してドラマ界に新しい旋風を巻き起こしたソン・ジェジョン脚本家とキム・ビョンス監督がタッグを組んだ3作目の今作も、豊かな想像力に緊張感溢れるストーリーを散りばめ、豪快なアクションロマンス活劇としてお目見えする予定だ。
シナリオリーディング現場でソン・ジェジョン脚本家は「まるでラテン公演みたいな強烈な一篇の公演をお見せするという考えで準備した。 喜怒哀楽が濃い、 ローラーコースターに乗るような強烈なドラマになるだろう」と俳優たちと一緒にドラマを共感する時間を持った。 各々リアリティあふれる魅力的なキャラクターを引き受けることになった俳優たちも、実際撮影を彷彿とさせる演技と集中力を発揮してシナリオリーディング現場を熱く盛り上げた。
しっかりとしたストーリーで放送前から視聴者たちが爆発的な関心を寄せている「三銃士」は、8月の放送に向けてスタートした台本読み合わせ練習の風景や、イ・ジヌクが本格的な乗馬の練習をしている姿(所属社ウィルエンターテイメントの公式フェイスブック)などが公開されるとともに、早くもホットな話題で期待を増幅させている。
新ドラマ「三銃士」は、tvNの初の日曜ドラマとして、新たな試みを満載しながら、韓国で8月に放送スタート予定。
写真提供:CJ E&M
翻訳・編集:naomi.F