訓練の最後の関門
4週目から5週目にかけては、テントを張って宿泊する野営訓練が行なわれる。ここでは、素早くテントを張ったり畳んだりすることを覚えていく。
この野営訓練が真冬の時期にあたると、寒さがとても厳しくて大変だ。しかし、BIGBANGの3人の場合は、入隊時期から考えても、春になってから行なわれるのではないだろうか。
白骨部隊、青星部隊、イギジャ部隊はすべて韓国で一番寒い地域に駐屯しているので、春といってもまだ寒さが残っているが、真冬に比べると身体的にも気分的にも少しは楽になると思われる。
さらに、新兵訓練の5週目に行なわれるのが行軍だ。
たとえば、20キログラムの装備を背負って20~30キロメートルを早足で歩き抜く訓練である。
最前線の部隊では、この行軍が特に重要。なにしろ、戦時になれば、歩兵が長い距離を移動することがとても多いからだ。そういう意味でも、行軍は訓練の中でも徹底的に行なわれる。
同時に、新兵訓練の最後の関門とも言える。(ページ3に続く)