特に自分の前に来るチャン・グンソクを手で憚り立ったハン・イェリは「本当に検事をまねる気なのか?」と質問するチャン・グンソクに「とうていできないでしょう」と強い語調で真っ向対立して関心を離し集めた。ここに意味深長な微笑みを浮かべたチャン・グンソクが「詐欺は短くて人生は長い」としながら上手に中国語で話す姿が写され、天才詐欺師の姿を表わしたりもした。
さらにチョン・ウンインは真夜中、薄暗い橋の下、車の中に隠れていて相手の車のヘッドライトが照らされてすぐに顔を表わして疑問を膨らませた。引き続き「いったいあなたが捜査するのはなんなんだ」というチャン・グンソクのセリフで「麻薬、裁判所、外交部まで動かせる力があるやつら、そいつらを絶対許せない」と言いながら泣き叫ぶハン・イェリの声が重なって好奇心を呼び起こした。
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