「インタビュー」「ゴールデンスランバー」カン・ドンウォン“小説の中のストーリー、実際に起こるかと思うと恐ろしかった”

写真=YG ENTERTAINMENT

 

「実際この話を初めて提案した時は、何の根拠もない小説でした。しかし撮影が始まる頃にブラックリストがあるということを知って、『小説のように僕たちも知らないうちにターゲットになるのではないか』と心配しました。でも大きな問題もなく撮影を終えることができました」

カン・ドンウォンは「社会の構成員として助けになることをしたかった」と話した。前作の映画「1987」にイ・ハンヨル烈士として特別出演したのもその理由からだ。彼は未だに「1987」の余韻を抱いていた。

「『1987』はとりわけ大変な作品でした。頭では演技ということは分かっているけれど、感情が混じるととても大変でした。実は今でもその痛みをすべて消化してはいません。イ・ハンヨル烈士のお母さんに会い、治癒してもらっている最中です」

カン・ドンウォンは3月、ハリウッド映画「Tsunami LA」の撮影を控えている。忠武路(チュンムロ:韓国映画の代名詞)を超えて、ハリウッドまで活動の領域を本格的に広げ始めた。

「ハリウッド進出は2016年の初めから試みていました。時間さえあればオーディションテープを送り、アメリカに行く度にオーディションを受けました。大きな市場に一度行ってみたかったんです」

カン・ドンウォンがハリウッドに進出したい根本的な理由は、韓国国内の映画製作環境の改善のためだ。

「制作環境が改善するためには、お金がなければなりません。そのためには映画が韓国国内だけでなく、他の国でも公開されなければなりませんが、結局俳優が有名になってこそ可能なのです。映画の発展のために俳優としてやるべきことだと思います」

 

元記事配信日時 : 2018年02月26日16時04分 記者 : パク・スルギ、翻訳 : 浅野わかな

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2018.03.02