<あらすじ>
 これはとある場所の小さな小さなレストランの物語。
 そのレストランの営業時間は決まっていない。
 そこは人生でたった1度しか訪れることが出来ない。
 そこは三途の川を渡る前、最後の晩餐をとるためのレストラン。
 そのレストランでは料理の注文をすることは出来ない。
 できるのは最後の晩餐の相手を選ぶこと。
 選べる人の条件は既にこの世に存在しない人物、1人に限るということ。
 相手が決まれば料理も自然に決まる。
 料理するのは韓国人のハン。
 レストランに訪れる人達の思い出の料理を振舞い、その料理を口に運んだ人達はみな笑顔になり饒舌になる。そして新たな旅路へと向かっていく。
 一方、ハンは記憶の全てを現世に置き忘れてきてしまっていた・・・
(4ページに続く)






								
								
								
								
								
								
								
								
								
								