ただし俳優に対する好評は阻止できなかった。 特にイ・スンギは、いたずら大魔王孫悟空に完ぺきに扮し、その間の空白期をきれいに消した。 チャ・スンウォン、オ・ヨンソと素晴らしい“ケミストリー”でそれなりに視聴者を満足させた。
しかし2話で「花遊記」はCG処理が未完成なまま放送してしまうなど、“歴代級”の放送事故を起こした。 その上、撮影現場でスタッフが明け方まで残業中に3mの高さの足場から墜落する事故まで発生し、より一層深刻な問題として浮び上がった。
全国言論労働組合側は28日、雇用労働部関係者と共に事故現場を調査し、「製作会社側が事故発生後、再発防止対策も準備しないまま撮影を継続している。 いつでもまたスタッフと俳優に第2の安全事故が発生しうる状況」と、主張した。
事故スタッフが属したMBCアート側は製作会社JSピクチャースの法人、代表、該当業務を指示した美術監督を業務上過失致傷、恐喝、脅迫などの疑いで警察に告発した。 来月初めから事故調査が行われると警察関係者は知らせた。
結局「花遊記」は放送開始1週間で、3~4話が放送延期となる。 tvN側は29日、「 『花遊記』の製作環境を点検するために、30日放映予定だった『花遊記』第3話の放送を最小1週間延期することに決めた」と、説明した。
“歴代級”の問題作になった「花遊記」だ。 「俳優は何の罪か」と、残念に思う声があふれる当然の理由だ。イ・スンギをはじめとする俳優の情熱が残念なだけだ。
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・俳優イ・スンギ出演ドラマ「花遊記」側、放送事故の再発防止に全力
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