韓国検察は、撮影現場で女優を暴行した容疑で起訴された韓国映画の巨匠=キム・ギドク監督(56)を略式起訴したことを明かした。
ベッドシーンの強要などについては、証拠不十分として「嫌疑なし」との処分を下した。
ソウル地裁は、撮影現場で女優の頬を2回殴った容疑(暴行)がもたれている
キム・ギドク監督を罰金500万ウォン(約50万円)の略式起訴に確定したと7日、発表した。
検察は、女優が撮影現場でベッドシーンを強要されたとして強制わいせつ致傷と名誉棄損容疑で告訴した件については、「証拠不十分」として嫌疑なしとの処分を下した。なお侮辱容疑については、告訴期間が過ぎているため、「公訴権なし」で不起訴を決定した。
これを前にキム・ギドク監督は映画「メビウス」に主演でキャスティングされていた女優A氏に対し、「感情移入が必要だ」として頬を殴る暴行を加えた容疑を受けている。なお、A氏はキム監督が台本になかったベッドシーンも強要し、映画出演を放棄したとも主張していた。
WOW!korea提供