音楽番組のトロフィーが21個、年末授賞式のトロフィーが10個。グループWanna Oneが、デビュー4カ月で手にした成果だ。 とても明らかな話だが、“大ブレイクしたことを立証”したという表現の他に、特に言い表せる言葉がない。 Wanna Oneが手にした31個のトロフィーは、果たしてどんな意味を持っているのだろうか。
まず、デビュー曲の「Energetic」が音楽番組15冠王、「Beautiful」が音楽番組6冠王をしたという点が驚くべきだ。 音源チャート1位、音源全曲ランクイン、デビューアルバムミリオンセラー、活発なバラエティー出演などが作り出した結果だ。 デビューと同時に音源、音盤、音楽番組1位に等しく上がるのが容易でないが、認知度とファンダムすべてそろったWanna Oneならば、十分に可能だった。
その火力は直ちに年末授賞式へと続いた。 「Soribadaアワード」のライジングホットスター賞と新人賞受賞、「AAA」のサムスンペイ賞と新人賞、「MAMA」のベスト・オブ・ネクスト、新人賞、男性グループ賞、「MMA」の新人賞、トップ10賞、カカオホットスター賞を席巻した。 数カ月ぶりに年末授賞式のトロフィーだけで10個だ。 今後、「ゴールデンディスク」、「ソウル歌謡大賞」、「gaonチャート・アワード」まで続くものと見られる。
年末授賞式の新人賞オールキルも驚くべきだが、より一層印象的なのはデビュー4カ月で既存のボーイズグループの根幹を揺るがす結果を出したというところにある。 「MAMA」で新人賞を受けた男性グループが、男性グループ賞まで受けたことは前例がない事件だったし、ファンダムの力も相当あるので投票100%で決定される「MMA」のカカオホットスター賞まで手に入れた。 デビュー4カ月で今旬ボーイズグループとして位置づけた事実を見せる大きな成果だ。
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