「コラム」やさしく覚える初級ハングル 第7回・食堂編

去り際に声をかける

ハン「せっかくだから、食堂を出るときに声を掛けたいね。『チャル モゴッスムニダ(잘 먹었습니다)と言ってみるか」
グル「『ごちそうさまでした』という意味ですね。家ではよく使いますが、外で『チャル モゴッスムニダ』と言うのは、おごってくれた人に対する場合が多いんです」
ハン「そうだったな。ならば、『スゴハセヨ(수고하세요)』と言ってみるか」
グル「『ご苦労さま』という意味ですね」


ハン「お客さんが、働いている人の労をねぎらう感じで言うのはいいことだよ。例えば、リムジンバスを降りるときとか、働いている人が自分に何かサービスしてくれたときに『スゴハセヨ』と言えば、向こうも『ハイ』という意味の『イェ(예)』なんて言ってくれて気分がいいよ」
グル「それから、客は店を出ていくわけですから、『サヨナラ』の意味で『アンニョンヒ ケセヨ(안녕히 계세요)』と言う場合も多いですね」
ハン「これは、挨拶としても絶対に覚えなければいけない言葉だよね。以前にも説明したけど、去る人が残る人に『サヨナラ』を言うときが『アンニョンヒ ケセヨ』で、残る人が去る人に言うときが『アンニョンヒ カセヨ(안녕히 가세요)』だね。『ケセヨ』は『いてください』で、『カセヨ』は『行ってください』という意味だ」
グル「美味しく食べて店を出るときには、ぜひ店の人に『アンニョンヒ ケセヨ』と言ってみましょう」

コラム提供:ロコレ
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