バスの乗り場を尋ねる
ハン「ロッテホテルまで行こうとしたら『ロッテホテル カヌン ボス オディソ タヨ?(롯데호텔 가는 버스 어디서 타요?)』と聞いてみよう」
グル「『カヌン』は『行く』、『オディソ』は『どこで』、『タヨ?』は『乗りますか』
という意味。総合すると『ロッテホテルへ行くバスはどこで乗りますか』となります」
ハン「こう言えば、尋ねられた人が乗り場を教えてくれるだろう。ただし、早口で何か言われたら、とうてい聞き取れない。そんなときに便利な言葉が、『もう1回』という意味の『タシ ハンボン(다시 한번)』。『タシ』が『再び』で、『ハンボン』が『1回』という意味だ」
グル「あるいは『ゆっくり言ってください』という意味で、『チョンチョニ(천천히)』でもいいですね」
ハン「正確に言うと『チョンチョニ マル ヘ ジュセヨ(천천히 말 해 주세요)』。『チョンチョンニ』は『ゆっくり』という意味、『マル ヘ ジュセヨ』は『言ってください』という意味だけど、『チョンチョニ』だけでも相手はわかるね」
グル「そうですね。あとはもうアドリブというか、面と向かい合っているのでボディ・ランゲージで示しましょう」
ハン「『タシ ハンボン』は絶対に覚えたほうがいい。そう話せば、相手の人が『外国人だな』と思うので、ゆっくりしゃべってくれたり指で示してくれるだろう。これで、バスの乗り場はわかったとする。それでも心配なときは、バスの運転手さんに、『ロッテホテル カムニカ?(롯데호텔 갑니까?)』と聞いてみよう」
グル「『カムニカ』は『行きますか』という意味ですね。疑問文ですから、語尾は尻上がりにしましょう」
ハン「これでロッテホテルまでは行けるね。ホテルの中に入れば、日本語が通じるから何の心配もいらない」
グル「そうですね。ホテルの中だったら、簡単な英語も通じますから」
コラム提供:ロコレ
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