解散のない「少女時代」は5人組での活動の可能性が最も大きい。SMエンタテインメントに残ったテヨン、ユリ、サニー、ヒョヨン、ユナが「少女時代」の名で活動するものと予想されるが、問題はファンや大衆にとても不慣れなものになるという点だ。9人組でデビューした「少女時代」の大半が抜けた状況だからだ。大型ガールズグループとして成功した歩みをしてきた彼女たちにとって、空席がより目立たざるを得ない。
「少女時代」はこれを前に、ジェシカ脱退当時の危機をうまく克服してきたが、今回は3人が同時に離れることになり、その打撃は大きい。「少女時代」のトレードマークである一糸乱れぬダンスパフォーマンスの空白を埋めなければならず、特に、テヨンと共にボーカルラインの中心だったティファニーとソヒョンが抜けることで、苦悩がより大きくなるものと見られる。
メンバーの努力も必要だ。解散はないとする立場を明かしているため、どんな形態であるにしろ「少女時代」の活動は続けられる。いまのように5人のメンバーが個人活動に集中し、10周年のような記念活動を通して集まることもできる。
以前にも、演技やソロなど個人活動が盛んになり、「少女時代」完全体の空白が何度かあり、これを華やかなカムバックで克服してきた。3メンバーが離れることになっても、これまでのようにグループを維持できる方法は充分だ。また、そのためには、メンバーの努力が最も重要だ。
デビュー10周年、トップに上り詰め、再び大きな宿題を課された「少女時代」が危機を克服し、変化のない“少女時代パワー”を発揮できるのか、注目が集まる。
WOW!korea提供