韓国の大手芸能事務所SM、YG、JYPの3強は相変わらず勢いを見せている。しかし、彼らの背後に迫り、各自の位置からアップグレードしていく中小事務所も多い。その一つがプレディス(PLEDIS)エンターテインメントだ。
「NU’EST」、「SEVENTEEN」、「AFTERSCHOOL」、「PRISTIN」、ハン・ドングン(24)、BUMZU(25)が所属するプレディスは最近、勢いに乗っている。特に「NU’EST」のような遅咲きの“孝行息子たち”のおかげで奇跡のような逆転神話を描いているのだ。
■“逆転神話”の「NU’EST」
アロン、JR、ベクホ、レン、ミンヒョンから成る「NU’EST」は最年長のアロンを除く4メンバーが今夏、Mnet「プロデュース101(PRODUCE 101)シーズン2」に出演した。デビュー6年目に難しい選択をした彼らに応援が溢れた。
同番組を通してミンヒョンは「Wanna One」に核心ボーカルとして合流。惜しくも落選したキム・ジョンヒョン(JR)はtvN「怪しい歌手」やJTBC「夜型人間」にレギュラー出演し、また違った花道を歩んでいる。
何よりも「NU’EST」自体に再スポットが当たった。ミンヒョンが抜ける間、「NU’EST W」として4メンバーが集合し、来る10日にニューアルバム「W, HERE」を引っさげカンバックする。タイトル曲は「WHERE YOU AT」。「NU’EST W」の音楽的な成長が込められており、期待を一身に受けている。
■プレディスの息子、「SEVENTEEN」。
「SEVENTEEN」は自社製作のアイドルとして、歌謡界に確実に存在感を見せている。デビュー曲「Adore U」からリリース曲すべてがヒットし、パフォーマンスが光るボーイズグループとしてその名を広めた。2015年の新人賞をさらったのは当然のことだ。
そんな彼らが新プロジェクトを稼動した。「2017 SEVENTEEN PROJECT」のCHAPTER 2“新世界”を代表する新曲「CHANGE UP」を引っさげ、ミックスユニット「LEADERS」が出撃するものだ。総括リーダーのS.coups、ボーカルチームリーダーのWoozi、パフォーマンスチームリーダーのHoshiがその主人公。
「SEVENTEEN」のリーダーたちによるユニットにファンらの関心が集中している。さらに2枚目のフルアルバムカムバックまで続けていく2017年プロジェクトも同様だ。彼らの成長はLTE級だ。
■層の厚いプレディスラインナップ
ソロ歌手、俳優、タレントもビッグだ。ハン・ドングンはチャートの逆走行神話を描き、いつの間にか、“信じて聴く”ソロ男性歌手となった。ナナは「AFTERSCHOOL」の色を消し、女優として認められている。レイナは独自の音色でソロとフィーチャリング部門で大活躍だ。
末っ子「PRISTIN」は2007年年末の歌謡授賞式で新人賞候補に挙がっている。「WEE WOO」などの活動で新人ガールズグループの系譜を引き継ぎ、厚いファン層も確保して美しい花道に進んでいる。反論不可のプレディスガールズだ。
■「アイドル学校」の合格者から成る「fromis」にも期待
先月29日に終了したMnet「アイドル学校」は9人の少女たちが合格した。ソン・ハヨン、イ・チェヨン、イ・ナギョン、イ・ソヨン、パク・ジウォン、ノ・ジソン、イ・セロム、チャン・ギュリ、ペク・チホンはプレディスのハン・ソンス代表のプロデュースのもと、「fromis」というガールズグループとしてデビューする。
「プロデュース101」に比べ話題性には欠けるが、魅力溢れる9人の少女が集まった。プレディスカラーを着た彼女たちがどんな音楽とパフォーマンスを見せるのか、関心が寄せられる。
WOW!korea提供