防弾少年団のようなグループがまた出てくるだろうか

最近発表したアルバム「LOVE YOURSELF承'Her'」で今まで積み上げた真価が発揮されている。新曲発売以後、毎日新記録を書き替える彼らの底力はある瞬間だけでない、4年間積んだ結果といえる。
防弾少年団は今回のアルバムのタイトル曲「DNA」で夢の目標だと願っていたビルボードホット100に上がった。それだけでなく同時にビルボード200にも上がって新しい記録を立てた。ビルボード200とホット100に同時に2週連続ランクされたのは初めてだ。
海外での人気はiTunesチャートを通じて現れた。今回のアルバムが発売直後全世界73ヶ国のiTunesアルバムチャートで1位を記録してもう一つの新記録を追加し、また、日本では韓国語アルバムであるにもかかわらずオリコンチャート1位になった。YouTubeミュージックビデオの照会数で始まった記録がビルボードホット100という目標を成し遂げ、今も進行中だ。アイドルグループで最も重要なファン層が世界的に拡張された姿といえる。


防弾少年団は今回のアルバム「LOVE YOURSELF承'Her'」で初のミリオンセラーの達成を目の前にしているが、このアルバムは発売初日45万枚、第1週目に75万枚の販売高を上げた。新しい記録で音源市場でも彼らの底力が実証されたが、防弾少年団の場合、音源チャートでもかなり良い成績をおさめるアイドルチームだ。
アイドルグループが音楽だけでなくバラエティと演技を通して成功することが多くなって、バラエティを通じてメンバーを知らせ、演技に挑戦してチームを宣伝する戦略が着実に継続してきた。だが、防弾少年団はデビュー当初はどんなステージでも完全体に集中してチームの色をアピールし、今の成長と成果をもたらせてきた。他のグループと違ってこのような差別化戦略が今の防弾少年団の誕生に影響力を及ぼしたというのは否定できない事実だ。努力と成長、差別化で世界で注目されるグループに成長した防弾少年団。4年の活動だけ見てもK-POPの新しい未来も彼らの歩みが中心となるだろうと予想される。

2017.10.05