韓国歌手兼俳優パク・ユチョン(31、JYJ)に性的暴行を受けたと2番目に告訴した女性A氏がきょう(21日)午前、二審でも「無罪」となった中、この女性がネット上での誹謗中傷被害を訴えた。また「法的対応にでる」との意思を示した。
A氏は21日午前、ソウル高裁で開かれた誣告・名誉毀損容疑の控訴審で、無罪が言い渡された後、近隣の弁護士会館にて記者会見を開いた。
この席で、イ・ウンウィ弁護士は「この事件と関連し、誹謗中傷が繰り返されている。これまで、これら誹謗中傷による苦痛はあまりに大きい」と説明。「女性(A氏)の実名や年齢を明かすネットユーザーもいる」と明かした。
A氏は2015年12月、最初の告訴人に続き2番目にパク・ユチョンから性的暴行を受けたと告訴状を提出した。しかし、パク・ユチョンは4件の性的暴行容疑に関して、嫌疑なし処分を受けている。
その後、パク・ユチョンは最初の告訴人とA氏を誣告・名誉毀損容疑で逆告訴。最初の告訴人は控訴審裁判を経て懲役1年8か月の実刑が確定した。検察は同容疑のA氏に一審で懲役3年を求刑し、A氏は国民参加裁判を通して無罪となったが、検察はこれを不服として控訴した。
そして、去る5日におこなわれたA氏の2度目の控訴審初の公判期日で検察は一審と同じ懲役3年を求刑した。21日午前10時に誣告と名誉毀損容疑に関する控訴審宣告期日がおこなわれた。
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