あってはならないリスト
ブラックリストに載った芸能人と歌手は、特に政権の圧力にさらされたという。国民に対する影響力が強いということで、特別にマークされた結果である。
なぜ、李明博政権は政府に批判的な人に対してそこまで監視を強めたのか。それは、李明博政権の前に10年間続いた進歩系の政権に対する反感が根底にあったと言える。さらには、支持率が低下していたことによる「あせり」も強かったのだろう。
当然ながら、ブラックリストはあってはならないリストだ。
そのリストの存在が明らかになって国民の怒りも沸騰しており、検察は徹底的な調査を約束している。
実際には、ブラックリストに載った人の一部が、すでに検察に対して相応の陳述を行なっている。
いずれにしても、イ・ジュンギも政権の圧力を受けたとすれば、そのことについて検察に具体的な話をすることになるだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
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