今月カムバックする人気アイドルグループ防弾少年団が、恐喝事件に巻き込まれた。不適切なマーケティングを暴露すると脅迫してきたA氏が実刑宣告を受けた。
本日(6日)、ソウル中央地方裁判所は、所属事務所Big Hitエンターテインメントを相手に恐喝・脅迫をしたA氏に懲役1年の実刑を宣告した。A氏は2年前、防弾少年団の広報を担当した会社経営者で、その後会社の経営が難しくなるとBig Hitエンターテインメント側に「不適切なマーケティングを暴露する」と金銭を要求した。
Big Hitエンターテインメントの関係者は、防弾少年団のイメージダウンを憂慮しA氏に金銭を渡したが、A氏の度重なる脅迫に耐えられずA氏を告訴し、その結果勝訴した。
Big Hitエンターテインメント側は同日、公式報道資料を通じて「犯人の恐喝と脅迫に記載されたような不適切なマーケティング活動というのは、犯人の一方的な主張である。不適切なマーケティングは、オンライン上でのバイラル・マーケティング(口コミを利用し、低コストで顧客の獲得を図るマーケティング手法)を意味する。A氏の主張は当時会社と結んだ広告広報代行の内容とは無関係で、当社としては隠すべき内容もないため、事件直後に捜査機関に被害事実を申告し、捜査に積極的に協力することができた。被害額も担当者がアーティストのイメージを保護するために、個人的に解決しようとする過程でやむを得ず発生したものであり、当社は会社レベルではA氏に金銭を渡していない」と説明した。
Big Hitエンターテインメントは、防弾少年団のカムバックを約2週間後に控えた状況でこのような問題が発生したことを残念に思っている。Big Hitエンターテインメント側は、「ファンの皆さんに申し訳ない。このようなことが発生しないように注意したい」と了解を求めた。
防弾少年団のカムバックに今回の問題が障害となるかどうかは、もう少し見守る必要がある。
防弾少年団は今月18日、ニューアルバム「LOVE YOURSELF 承'Her'」を発表する。