後半はライブパートに突入し、リーダーのウン・ジウォン「好きやでー!」の掛け声とともに90年代活動時の名曲 ”COM’BACK” からスタート。続けざまにアップテンポな楽曲を次々にパフォーマンスすると会場は大きな盛り上がりを見せた。
「盛り上がってますか?一緒に最後まで盛り上がりましょう!!」というMCの後、最新アルバムにも収録されている" BE WELL -Japanese Version- “や" SAD SONG -Japanese Version- “など、今なおスマッシュヒットを記録している楽曲の日本語バージョンを初歌唱し、観客もメンバーとともに大合唱。そしてライブ後半にさしかかり、彼らの代表曲である”COUPLE”をパフォーマンスした際にはオーディエンスのボルテージは最高潮に。SECHSKIESの日本活動がこれほどにも待望されていること一目でわかり、会場が一つになるのが見て取れた。
新旧様々な楽曲を織り交ぜた、彩り豊かなセットリストにオーディエンスは酔いしれ、本人たちが重ねてきたキャリアとは相反する、フレッシュでアグレッシヴなステージを見ている者の脳裏に焼き付けたSECHSKIESの日本ファンミーティングファイナル公演は、終始大歓声と合唱が止まぬまま幕を閉じた。
韓国音楽史にその名を刻んだ音楽グループがいよいよ日本国内でも本格始動する。
この日のMCでメンバーが「オリジナルアルバムを作っています!楽しみに待っていてください!」とニューアルバムを制作中であることを発表。会場からはアルバムを心待ちにしているファンの喜びの歓声が上がった。「またお会いするのを楽しみにしています。これからも日本のみなさんと楽しい時間を過ごしたいです。」(ウン・ジウォン)、「もっとかっこいい姿で皆さんの前に戻ってきます」(カン・ソンフン)と日本語で話したように、今後の日本での更なる積極的な活動も期待できそうだ。
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