5年ぶりに地上波ドラマに復帰するパク・シフが「黄金色の私の人生」で再起のきっかけを掴むことができるか注目される。
2日の午後、KBS「お父さんが変」の後続である「黄金色の私の人生」が初放送される。「黄金色の私の人生」は土のさじ(庶民)を抜け出したい女性が偽装の身分上昇という人生の鍵を得ながら繰り広げられる黄金色の人生体験記を描いた家族ドラマだ。
「華麗なる遺産」、「検事プリンセス」、「いとしのソヨン」など名品筆力のソ・ヒョンギョン作家と「棚ぼたのあなた」を演出したキム・ヒョンソクPDの合作で期待を集めている。週末ドラマ興行経験がある作家監督が集まって、前作「お父さんが変」の興行バトンを受けるのでより一層期待を集めている。
キャスティングも華やかだ。「いとしのソヨン」を通じて感動演技を見せたチョン・ホジンと同じ中堅俳優はもちろん、パク・シフ、シン・ヘソン、イ・テファン、ソ・ウンス、イ・テソンなどが主な出演陣だ。
特にその中でパク・シフの名前が目につく。パク・シフは「黄金色の私の人生」で5年ぶりに地上波ドラマに復帰する。彼は2013年に20代の芸能人志望生を性暴行した疑いで訴えられたことがある。 当時当事者女性が告訴を取り下げ、パク・シフは不起訴処分を受けた。以後パク・シフはOCNドラマ「名もなき英雄」(2016)出演でドラマに復帰し、海外活動に力を注いだ。
パク・シフのキャスティングに対する評価が交錯している状況だ。彼がドラマでファンタジーを演じる俳優ではないという反応、また全世代を対象にする家族ドラマ復帰が適切でないということがその理由だ。
パク・シフもやはりこのような大衆の反応に対する心配が大きくて、8月29日に開かれた制作発表会で公式行事が行われる前に、単独でステージに上がって謝罪した。彼は「多くの方々に心配をおかけて申し訳ありませんでした。色々な心配がありますがその中でも私を信じてくださったKBS、制作スタッフ、俳優、視聴者の皆さんに害にならないよう真心をつくして作品に臨みます。暖かいドラマですので、暖かい視線で見守ってください」と伝えた。
作品より主演俳優の作品外のイシューがより一層関心を集めている「黄金色の私の人生」。パク・シフに向けられた冷たい視線が、暖かい応援に変わることができるだろうか。