女優ハ・ジウォンが11億6千万ウォン(約1億1200万円) をめぐって提訴された。
訴訟を提起したゴールドマーク側は29日午後、公式報道資料を通じて「ハ・ジウォンがブランド広報活動を履行しなかった事で、彼女に対して11億6千万ウォンを請求する訴訟をソウル中央地裁に提起した」と述べた。
ゴールドマーク側は、ハ・ジウォンが当初、化粧品会社であるゴールドマークの株価の30%を得て、本人の氏名、肖像、音声を提供し、ブランドを広報することを約束する内容の共同事業契約を結んだが、約束に違反し、ブランドのプロモーションを全面中断したと主張した。昨年7月、ハ・ジウォン側はゴールドマークを相手に突如共同事業契約のキャンセル及び肖像権の使用禁止訴訟を提起したとのことだ。
またゴールドマーク側は「ハ・ジウォンの約束違反による損害を算定した結果、2016年8月から2017年6月までの11ヶ月間、ホームショッピングの放送を通じた販売は不可能になり、ホームショッピング放送を含むインターネット販売、輸出等において発生した営業損失8億6千万ウォン(約8300万円)、営業損失により減少した企業価値は26億ウォン(約2億5千万円) に達する。ゴールドマークは被害額の一部を先に請求する訴訟を提起し、後に請求金額を拡大する」と説明した。
続けて「有名人という点を前面に出し、約束をむやみに違反し、新生法人の将来を揺るがしたハ・ジウォンに法的責任を問い、今後同じ事が再発しないことを望む」と立場を表明した。
ハ・ジウォンは30日に韓国で放送されるMBCドラマ「病院船」で2年ぶりにテレビドラマに復帰する予定だ。
元記事配信日時 : 2017年08月29日15時53分 記者 : ソン・イェジ、翻訳 : 前田康代、写真 : チョ・ジュンウォン
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