「インタビュー」俳優パク・ソジュン、“オーディションに続けて落ちて演技が自分の行く道ではないかもしれないと思ったこともある”

写真=イ・スンヒョン記者

 

7月11日に放送終了したKBS2ドラマ「サム・マイウェイ」は、夢に向かっていく若者たちの奮闘とロマンスを描き出して熱風を巻き起こした。青春ストーリーで愛されたパク・ソジュンは、学生時代にテコンドーの国家代表を夢見たが、事故で夢を放棄したドンマンを演じて好評を得た。現実に妥協して生きていたが、再び夢を成し遂げていく過程を繊細に描いて視聴者たちの共感と応援を導き出した。

そのパク・ソジュンが、映画「青年警察」で戻ってきた。今回は、夢もなく警察大学に入学したばかりの20歳のキジュンを演じる。ある事件を体験しながら、夢を探していくというキャラクターだ。青春映画というジャンルでありふれた感じもあるが、パク・ソジュンはそれぞれのキャラクターになり切って全く違ったふたりの人物を完成した。「いつも新鮮な俳優として見ていただきたいです」という彼の願いが実現したと言えるだろう。

Q. 「青年警察」が夏の劇場街の大作に名前をあげることになったが。
パク・ソジュン:少し早く公開しようとしましたが、このようになりました。最初は、8月公開という話を聞いて監督に、「僕たち、大丈夫でしょうか」と尋ねました。他の作品とは製作費の差が大きくて観客たちの期待が少ないのではないかと思いました。「IPTVで見よう」というコメントを見てショックでした。公開を前にした今は、心配と期待が共存しています。

Q. 初のスクリーン主演作ですが、どうですか?
パク・ソジュン:演技をしながら役割の比重にこだわったことはありませんでした。スクリーンが大きいのでどの程度の強度で演技をしていいかどうかわからなくて、監督にずいぶん助けられました。スクリーンに顔が大きく出るのでプレッシャーになりました。

Q. 2000年代に流行した男性ツートップのバディムービーですが、参考にした作品がありますか?
パク・ソジュン:参考にしようと思ってはみましたが、過去の作品と「青年警察」は解決していく方式が異なっていました。参考にすること自体が意味がないだろうと思いました。ただし「青年警察」が成功して、このようなジャンルの映画がたくさん作られたらいいと思います。最は、近僕と同世代の俳優たちが映画ですることができる役割が多くありません。バディムービーは、青年俳優たちにとって最高の作品ではないかと思います。

Q. ロマンス演技に強いと思いましたが、女優がいなくても輝いてました。相手俳優のカン・ハヌルさんとのコンビはどうでしたか。
パク・ソジュン:相手が異性か同性かによって、僕はずいぶん違ってくるみたいです。接近法も違うので息の合わせ方も違ってきます。確かに同性の友人は、親しくなるのに時間もたくさんかからなくていいです。その上、以前からハヌルの作品を注意して見ていたので、とても期待していました。初めて会った日から心を開いて親しく撮影をしたせいか、アドリブが次々と出て監督が「やめなさい」と言ったこともありました。

Q. 様々なアクションを披露しましたが、物理的に大変ではなかったですか?
パク・ソジュン:KBS2ドラマ「花朗」を撮影するときアクションの準備をたくさんしました。おかげで体を使うことに自信ができました。「青年警察」だけでなく、前作のKBS2ドラマ「サム・マイウェイ」も特別難しい問題もなくアクションをこなすことができました。大変だったのは天気でした。寒さの中で、シャツ1枚だけでアクションをしながら走りました。なんでもない動作もうまくできなくて、関節にずいぶん無理がきました。(2ページに続く)

2017.08.08