「この先、ソウル芸術団の方々と芸術の殿堂の舞台に立つことができるのかと考え、光栄に思って取り組んでいる」
ミュージカル「風の国‐ムヒュル」(以下、ムヒュル)で3度目のミュージカル作品に挑戦するアイドルグループ「MBLAQ」G.Oは12日、ソウル芸術の殿堂で開かれた「ムヒュル」記者懇談会で出演の感想をこのように明かした。
「ムヒュル」は「光化門恋歌」や「西便制」に続くG.O(MBLAQ)のミュージカル挑戦作だ。彼は「ムヒュル」で柔弱だが人を惹きつける魅力があり、心温かいホドン役を引き受けた。
キム・ジンの漫画「風の国」を原作にした同作品は、高句麗3代大武神王ムヒュルの愛と戦争、国家の理想郷に対するムヒュルと彼の息子ホドンの間の葛藤などをあらすじにしたソウル芸術団の代表作だ。
G.Oは「ベストを尽くしているが、まだ至らない点が多い」とし「ミュージカルをしながら本当に僕の声がまだまだだということがわかった。自分の声もまともに出せず、他人を模倣していたのではないかと思って、先輩に声を出して体を使うことをたくさん学んでいる」と述べた。
彼は「歌手はステージ上で4分間ですべてを出し切るが、ミュージカルは2時間から2時間半程度、劇を導き、劇に溶け込まなければならないので、ある意味もっと楽しい作業」と語った。
G.Oは「2回公演の日にひげが早く伸びるのでホドンに合わない外見になるのではないかと心配になり、3枚刃のかみそりを準備した」とし「途中で剃りながら不快感を与えないようにする」と笑いを誘った。
2006年の初演当時から主人公ムヒュルを務めてきた俳優コ・ヨンビンは「歳を重ねるごとに舞台経験が積まれ、歳を重ねながら作品に対する姿勢が少しずつ違ってくるようだ」とし「多くのことを空にして、自分ができることだけお見せすると思って練習したことが8年間の変化」と述べた。
なお、ことしの「ムヒョル」には2人をはじめイ・シフ、パク・ヨンス、チョ・プンレ、コ・ミギョン、キム・ゴンヘ、ユ・ギョンア、パク・ジョンウンなどが出演する。