賎民イ・ソンの悲運の片思いの相手であるハン・ガウン役のキム・ソヒョンにも感謝の思いを伝えたエルだった。彼は、「やはり子役俳優出身のソヒョンがベテランなので、学ぼうという思いで息を合わせました。ソヒョンとは、共演のシーンも多くて話す機会が多かったですが、お互いにモニタリングもして応援しあいました」と話した。
エルは、「君主」について特別な愛情を持っているという。彼は「君主」を一言でいうと、どう表現したいかという質問に「俳優としての出発点です」と答えた。彼は、「前作でもたくさん学びましたが、ベテランの先輩たちがたくさん出演される時代劇をして本当にたくさん学ぶことができました」と回想した。
そして彼は、「『君主』のおかげで演技について大きなスタートを切ったと思います。また、時代劇のオファーがきたらしたいです。役割やジャンルを問わずしたいという思いもありますが、時代劇は特におもしろかったです。衣装も重くて虫との死闘もありましたが、都心ではない地方にある時代劇の撮影現場までの長い道のりを移動するのも面白かったですし、とても思い出に残っています」と「君主」で時代劇の楽しさを知ることになったと語った。
(「インタビュー③」に続く)