映画「軍艦島」ソ・ジソブ「出演にあたり日本との関係に心配はなかった…ファンを信じている」

映画「軍艦島」ソ・ジソブ「出演にあたり日本との関係に心配はなかった…ファンを信じている」

韓国俳優ソ・ジソブ(39)が映画「軍艦島」で帰って来る。映画「王の運命−歴史を変えた八日間−」の特別出演以来、約2年ぶりだ。今回は、理由もなく端島(通称:軍艦島)に連れて来られたソウル鍾路(チョンノ)のチンピラ、チェ・チルソン役で登場する。

韓国映画「軍艦島」を選択するまでに、ソ・ジソブはまったく迷いがなかったという。「軍艦島」が日本の端島の強制徴用を土台にした作品であるため、日本の反発も大きい。特に、ソ・ジソブは日本に多くのファンが存在するスターであり、出演するにあたって苦悩が大きかったのではという推測があった。

ソ・ジソブは「心配はまったくしなかった。この作品を通して、日本との関係がどうなるのか、そういう考えはまったくなかった」と一線を引いた。また、「私がしてきた仕事ができなくなる程のダメージがあるとは思っていない。私は私のファンたちを信じている」と述べ、笑みを浮かべた。

ソ・ジソブが「軍艦島」を選択した理由はリュ・スンワン監督と呼吸を合わせたかったからだという。彼は「まず、シノプシスは見ないと言った。リュ・スンワン監督の作品を数回、断ったことがあるため、今回も断ればもう呼んでもらえないだろうと思った」とし、「これまで、こんなに作品を選んだことはない。最善を尽くして臨んだが、満足度はよく分からない。私の満足で終わるのか、観客が満足して見てくださるのかは分からない」と語った。

「軍艦島」は制作費だけで約220億ウォン(約22億円)が投入された超大型プロジェクトだ。ソ・ジソブは1000万人動員を超え、多くの観客に見てほしいと伝えた。「軍艦島」が良い成績をおさめ、良い意味を持ち、第2の、第3の「軍艦島」が誕生するように願うからだ。

ソ・ジソブは「1000万人を予想するというよりは、超えてくれたらうれしい。理由はひとつ。損益分岐点(800万)を超えれば、似た映画がまた作られるからだ」とし、「一生懸命な人たちが代価を受け取れればと思う」と述べた。

映画「軍艦島」は26日、韓国公開となる。

WOW!korea提供

2017.07.24