「インタビュー」「代立軍」イ・ジョンジェ“作品に臨む際は、いつも崖っぷちに立った気持ちです”

写真=20世紀フォックス・コリア

 

イ・ジョンジェが言ったように、トウは表面上は荒くて強そうに見えるが、自分が置かれた状況について不安を感じる人物でもある。劇中トウは“崖っぷち立った人”だった。「怖くとも耐えなければならない」などのセリフを介して、自分が感じている恐怖心を表わした。

「実際に作品に臨む際、崖っぷちに立った気持ちでした。観客に気に入ってもらえるか心配になったりして、キャラクターを演じ切るためには、世間体や恥ずかしさも取り除いて思い切り全部注ぐのだが“もっと上手くやれるなら、何でもやってやる”と、このような心構えで臨みます。恐らく、崖っぷちに立った人ってこのような心構えじゃないでしょうか? だからか『怖くとも耐えなければならない』という台詞が、特にグッと来ました。演技者としての欲もあって、引き続き新しいものをお見せするには、怖くても耐えなければいけませんから」

劇中イ・ジョンジェはヨ・ジングと息を合わせた。ヨ・ジングが引き受けた世子の光海は、代立軍と一緒に逆境を乗り越えながら真のリーダーに成長する人物だ。イ・ジョンジェが引き受けた代立軍の首長トウは、世子が真のリーダーに成長するために大きな影響を与える補助者の役をする。2人は映画の中でも外でも、格別なケミ(ケミストリー、相手との相性) を誇った。

「ジングは全然幼い子ではありません。後輩というよりか親しい同僚という感じが大きかったし、僕よりもオジサンだと思う(笑) 撮影が休みの日にもソウルに上京せず、マネージャーとグルメ探索をしていました。また演技の息は非常に良かった。ジングは演技経験も豊かで理解度の高い子だから、お互いの意思疎通もスムーズだったし楽しく撮影した」

 

元記事配信日時 : 2017年06月04日08時17分 記者 : イ・ウンジン、翻訳 : 前田康代
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2017.07.13