時差がないのは大きい
2つ目の根拠。
それは、なんといっても隣国で開催されるという「地の利」だ。
よく知られているように、日本と韓国は時差がない。これは日本の選手にとって、とても有利な条件になる。何よりも、コンディションを整えやすいのだ。
しかも、日本から見て平昌は、「国内」に匹敵するほど距離が近い。その一方で、冬季オリンピックに強いヨーロッパや北米の選手たちは長い距離を移動してきて時差にも悩まされる。この条件の「有利と不利」の違いは大きい。
やはり、近場でオリンピックが開催されるというのは、肉体的にも精神的にも大変な強みなのだ。コンディションの調整がしやすいという点でも、日本選手にとって平昌オリンピックはとても有利な大会になるだろう。(ページ3に続く)