去る29日午前、ソウル中央地方裁判所で「BIGBANG」T.O.P(29、本名:チェ・スンヒョン)の麻薬類管理に関する法律違反の初公判が開かれた。T.O.Pは大麻吸煙に関する公訴事実をすべて認め、検察側はT.O.Pと共犯Aの2人のチャット内容や調書など、犯行を裏付ける証拠を提出した。
そして、検察はT.O.Pに懲役10か月および執行猶予2年、そして追徴金1万2000ウォン(約1200円)を求刑した。
追徴金とは犯罪行為に関連した物品を没収できない場合にその物に相当する金額を代わりに徴収されるというものだ。麻薬は吸煙や投薬により物的証拠がなくなるため、宣告当時の実取引額を基準にその金額を支払うことになる。
T.O.Pはこの日、検察調査では否認していた2度の液状大麻吸煙も認め、検察が提示した計4回の大麻吸煙(巻タバコ型2回+液状型2回)容疑をすべて受け入れた。これに検察は大麻の実取引価額である3,000ウォン(約300円)を基準に計算し、合計1万2,000ウォンの追徴金を求刑したと見られる。
一方、2013年にメディアに公開された“麻薬類闇取引き価格”によると、大麻1回分(0.5グラム)3000ウォン、ヒロポン1回分(0.03グラム)10万ウォン(約1万円)、アヘン1回分(0.3グラム)3万ウォン(約3000円)などと定められている。
なお、共犯の練習生Aには懲役3年、執行猶予4年、120時間の薬物治療講義、追徴金87万ウォン(約8万7000円)が言い渡された。宣告裁判は7月20日午後1時50分に予定されている。
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