「分量をくださ~い!」
先日韓国で放送されたMnet「プロデュース101」シーズン2の第10回で、STARROADエンターテインメント所属1年3ヶ月目の日本人練習生“高田健太”は、朗らかな顔とおぼつかない韓国語でこう叫んだ。この日の高田健太は、番組放送で2分20秒ほど映った。第1回から第9回までの彼の出演シーンは6分30秒ほどに過ぎなかったことを考えると、第10回は高田健太が最も多く分量を得た回だ。しかし皮肉なことに、高田健太はこの日の放送で最終20人に入れず脱落した。
高田健太は「プロデュース101」シーズン2で特に出演シーンが少なかった。番組に出せないほどの力しか備えていないかったかと言えば、そうではない。高田健太は、最初の所属事務所の等級評価の際にC等級をもらった。だが評価のシーンは編集された。その後、等級再調整でB等級に上がった。「プロデュース101」シーズン2のトレーナー評価基準が特に厳格だったことを推測すると、高田健太は明らかに実力の成長を見せ、認められたわけだ。(2ページに続く)